⑦北風のわすれたハンカチ (安房直子 絵ぶんこ)

  • あすなろ書房 (2024年9月12日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (56ページ) / ISBN・EAN: 9784751532072

作品紹介・あらすじ

「どなたか音楽をおしえてください。お礼はたくさんします。」こんな張り紙のある熊の家に、つめたい風と共にやってきたのは、青い馬にのった青い人。てっきり音楽を教えてくれるのかと思いきや……。家族を失くし、ひとりぽっちで暮らす熊と、青い色をした北風の家族との不思議な交流を描く、安房直子絵ぶんこシリーズ第7弾。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

孤独な熊が北風と出会い、音楽を学ぶ不思議な物語が展開されます。寒い山の中、熊は「音楽を教えてください」と願いを込めた張り紙を掲げますが、北風の家族からの教えはうまくいきません。失敗の中で感じる悲しみや...

感想・レビュー・書評

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  • 安房直子さんの童話ですね。
    絵は、eto(エト)さん(1979年、栃木県生まれ)
    武蔵野美術大学卒業。デザイナーを経てイラストレーターに。絵本作家。

     くる日もくる日も北風の吹く寒い山の中に、熊の家がありました。
     そまつな家でしたが、屋根には、とびきり大きなえんとつがついていて、とびらには、こんな紙がはってありました。
     『どなたか音楽をおしえてください。
        お礼はたくさんします。』

     と、だれかが、とびらをたたく音が、かすかに聞こえました。
     「おやあ………。」
     熊は、じっと耳をすましました。
      カタカタ、カタカタ、トン、トン、トン………
     重いとびらをひらくと、いきなりつめたい風が、
    ぴゅーと吹きこんできまし。そして、風の中には、たしかに人がいました。青い馬にのった青い人が。

     北風が、たずねて、きたのです。

     熊は、北風に音楽を習おうとしますが、うまくいきません。次に、北風の奥さんがやって来ます。奥さんも音楽を教えようとしますが、うまくいきません。
     そして、さいごに北風の娘さんが、やって来ます。
    娘さんは、熊を元気づけようとして、ホットケーキを作ります。魔法のハンカチを使って………!

     etoさんの絵が、やさしく愉快に物語を演出します。幻想的で彩りが柔らかな素敵な絵ですね♪
     やさしさとユーモアいっぱいのメルヘンに心もほっこりしました(=^ェ^=)

  • くる日もくる日も北風の吹く寒い山の中。
    そこに月の輪熊がひとりで住んでいた。
    扉には「どなたか音楽をおしえてください。お礼はたくさんします。」とはっていた。
    ある日、青い馬にのった青い人がきて…

    音楽を覚えたいと思っていたのに思い通りにはならなくて、北風のおとうさんからもおかあさんからも何も教えてもらえずに悲しい気持ちになったけど最後に来た少女からはとても楽しい気分を味わうことができた。

    寒い冬でも温かな気持ちになれたのは良かったと。
    幸せな冬ごもりに入れて、きっと楽しい夢を見るのだろうなと安心できた。






  • 安房直子記念〜ライラック通りの会
    https://lilac-dori.hatenablog.com/

    幻の声の市安房直子さんの物語から芽吹く作品展 - ハンドメイド雑貨・planet-hand ・レンタルスタジオArmor'sPinkDoor
    https://www.planet-hand.com/24-oct-ichi/

    @eto_illustrator • Instagram写真と動画
    https://www.instagram.com/eto_illustrator/

    eto's illustrations
    https://etoco.net/projects

    地球LOVE!etoの”絵本作りの冒険”
    https://ameblo.jp/etocoto

    『北風のわすれたハンカチ(安房直子)』 レビュー一覧 | 復刊ドットコム
    https://www.fukkan.com/fk/VoteComment?no=5093&s=good

    あすなろ書房
    http://www.asunaroshobo.co.jp/home/index.html

  • 安房直子さんの、素敵な世界に
    絵を描かせていただきました。

    小学生の時のお気に入りの一冊に
    まさか自分が絵を描くことになるとは!
    嬉しい驚きです。

    大人になってから読んでみると
    「さびしさ」「悲しみ」を描いていることに
    驚きました。

    そして、安房さんの色や音の描写がとても美しいんです。
    不思議な世界にいつの間にか入っているような
    素晴らしい文章。


    児童書の挿絵は2冊目。

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著者プロフィール

安房直子(あわ・なおこ)
1943年、東京都生まれ。日本女子大学国文科卒業。在学中より山室静氏に師事、「目白児童文学」「海賊」を中心に、かずかずの美しい物語を発表。『さんしょっ子』第3回日本児童文学者協会新人賞、『北風のわすれたハンカチ』第19回サンケイ児童出版文化賞推薦、『風と木の歌』第22回小学館文学賞、『遠い野ばらの村』第20回野間児童文芸賞、『山の童話 風のローラースケート』第3回新見南吉児童文学賞、『花豆の煮えるまで―小夜の物語』赤い鳥文学賞特別賞、受賞作多数。1993年永眠。

「2022年 『春の窓 安房直子ファンタジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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