あさ/朝

  • アリス館
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レビュー : 136
  • Amazon.co.jp ・本 (57ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784752002772

感想・レビュー・書評

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  • 「朝のリレー」が一番好き。
    地球のあちこちで順番に朝が訪れて、交替で地球を守っているという、素敵な詩だ。
    「おはよう」という詩もじんわりくる。
    『よがあけて、あさがくるっていうのは、あたりまえのようでいて、じつは、すごくすてきなことだから。』
    写真の吉村和敏さんの「あさの不思議な力」も感動した。読めば朝の力で元気が出ると思う。
    そして、彼の写真がまた素晴らしい。女の子の憧れの場所、プリンスエドワード島の朝を何枚も感じることができる。
    私は、32ページの朝の写真が好き、『おはよう きょう』

  • 中学生のころに、教科書に載っていて印象深かった本。
    朝のリレーが一番好きです。

    普通に、朝を迎えることのありがたさが身にしみて感じる一冊です。
    しんどくて、眠れないときに写真つきなので、ほっと心が安らぐ、そんな一冊です♪

    • kuroayameさん
      とっても印象に残る表紙で素敵です♪。
      この表紙だけでも素敵だと実感できるのですが、レビューを拝見させていただきより素敵度アップですーっ★。
      とっても印象に残る表紙で素敵です♪。
      この表紙だけでも素敵だと実感できるのですが、レビューを拝見させていただきより素敵度アップですーっ★。
      2012/10/22
    • しをん。さん
      ありがとうございます(●^o^●)そう言って頂けて光栄です♪
      図書館で、借りたものなのでもう手元にはございませんが、写真はとても印象的でほっ...
      ありがとうございます(●^o^●)そう言って頂けて光栄です♪
      図書館で、借りたものなのでもう手元にはございませんが、写真はとても印象的でほっとします(*^_^*)
      2012/10/22
  • 2004年発表。


    毎日朝4時半に起きて
    1時間ばかり走ってます。

    まだ暗くて人がいない朝は、
    もやっとして
    街もぼんやりと白い。

    風が頬を刺す感じが
    なんとも気持ちいい。


    堤防沿いに咲く花を見ても
    季節はゆっくりと、
    でも確実に
    めぐりいってるんだなって思う。


    朝の公園や堤防沿いには
    いろんな人がいます。


    覚えたてのサックスで
    軽快なジャズを吹いている学生、

    ダイエットのためか
    必死の形相で走る
    コロコロしたおばちゃん、

    初老のタクシー運転手が
    大きな声で
    『私〇〇タクシーの〇〇でございます!』

    何度も何度も一人頭を下げて
    お客さんを
    エスコートする練習をしてたり。

    一人台本らしきものを持って
    一心不乱に役になりきる
    若い女性がいたり。



    そんな光景を見ていると
    なぜだか泣けてきたりして…


    みんなそれぞれ、
    たったひとつの夢を叶えるためや

    ただ新しい1日を生きるために、
    毎日知らないところで
    それぞれに頑張ってんやなぁ〜って
    胸が熱くなります。



    本書は
    そんな「朝」をテーマにした
    写真と言葉の
    コラボレーション・ブックで、

    右から見ると詩集、左から見ると写真集になっています。
    (特に赤毛のアンの舞台であるプリンス・エドワード島の朝の風景写真は息を呑む美しさ!)


    個人的には
    ネスカフェのCMで取り上げられた、

    『カムチャッカの若者が
    きりんの夢を見ているとき
    メキシコの娘は
    朝もやの中でバスを待っている…』

    と続く谷川俊太郎の
    『朝のリレー』という詩が好きです。



    世界中どこにいたって、
    誰の上にも
    朝は必ず訪れる。


    本当はなかなか気づけないことだけど、
    街は生きていて
    朝は毎日違います。


    単調で面白くない毎日に感じても
    街はセットや背景なんかじゃないし、

    今日の太陽と
    明日の太陽は同じじゃない。


    それは自分の心模様や
    心の在り方に密接に関係してくる、

    意識しなきゃ解らないこと…。



    毎日朝が憂鬱だったり、
    昨日失敗した人も、
    今日からはまた
    新しい1日。


    この本を読めば
    少しだけ
    いつもの朝が
    待ち遠しくなると思います。

    • 円軌道の外さん

      torachanさん、
      コメントありがとうございます(^O^)

      いやぁ〜
      行動が早いっスよね〜(笑)

      また読まれたら...

      torachanさん、
      コメントありがとうございます(^O^)

      いやぁ〜
      行動が早いっスよね〜(笑)

      また読まれたら感想書いてくださいね♪

      うちは近くに図書館がないので
      なかなか行く機会がないんスよね〜(泣)(>_<)

      torachanさんは
      近所に大きな図書館があるんですか?


      あっ、詩人なら他に
      長田弘さんや茨木のり子さんや
      草野信子さんの詩集が
      読みやすくて
      心に響いてオススメです。


      2012/06/19
    • maiさん

      私の手元にも届きました。
      ありがとうございました。

      私の手元にも届きました。
      ありがとうございました。
      2012/07/03
    • 円軌道の外さん

      おおーっっ!!
      maiさんも
      見てくれたんですか?(^O^)

      わざわざありがとうございます!


      また感想聞かせてく...

      おおーっっ!!
      maiさんも
      見てくれたんですか?(^O^)

      わざわざありがとうございます!


      また感想聞かせてくださいね♪


      自分も写真撮るん好きやし
      自然が好きなんで
      朝の夙川の写真も
      ちょこちょこ撮ってます。


      2012/07/03
  • いつも一緒に居てくれる家族に

    何気なく繰り返している呼吸に

    目が覚めると明けている朝に

    意識の下のそのまた下で

    小さく祈っている自分には

    全く気がつかないから…

    時々写真集を広げたくなる。

    時々詩集を読んでみたくなる。


    大好きな写真家 吉村和敏さんと

    大好きな詩人 谷川俊太郎さんのコラボ写真詩集。

    あまりにも素敵すぎる
    いつもどおりの朝に

    何度も
    何度も
    深呼吸を繰り返してはみたが、
    胸の高鳴りを
    押さえる事は出来なかった。


    まぶしい まぶしい まぶしい

    きょう はじめてのきょう

  • やっぱり私はあさが一番好き。

    あさの魅力ってなんだろうか。
    光が満ちる感じなのか、
    始まって行く自分の気持ちの向き方か、
    植物がいきいきとしだすあの感じなのか、
    あさ独特の匂いなのか。

    この本の中の、
    吉村和敏さんの写真にも、
    そこに付け加えられている谷川俊太郎さんの言葉にも。

    どれも納得した。

    誇らしい気持ち。
    あさを好きで良かった。

    • 円軌道の外さん

      光が満ちる感じや
      朝独特の匂いって
      すっごい分かるなぁ〜(*^o^*)

      知らず知らずに
      力が貰える感じ、
      俺も好きです♪...

      光が満ちる感じや
      朝独特の匂いって
      すっごい分かるなぁ〜(*^o^*)

      知らず知らずに
      力が貰える感じ、
      俺も好きです♪


      特に夜明け間近な朝の風景を
      走りながら見てるので、
      普段見慣れた街が
      知らない街に見えたりして、
      朝早い街は
      どこか神聖な感じがするんですよね(^_^)


      2012/07/03
  • 谷川俊太郎さんの詩と 写真家で長年、北米やヨーロッパ等の美しい風景を撮ってこられた 吉村和敏さんの写真で構成された素敵な一冊です。カナダのプリンスエドワード島に魅せられたという彼の一枚一枚には、それは朝露に濡れた野花とか湖面の水鳥が飛び立つ前の静寂さだとか、大地を森を山を照らす様々な光だとか、なにか神聖なもの、朝の静かな佇まいに潜む、生きるエネルギーみたいなもの、生命の息吹を感じることが出来ます。
    主題は「あさ」谷川さんの有名な「朝のリレー」は某コーヒーメーカーのCMでも朗読されていました。誰にでも この地球上のどんな場所でも かならずそれはやってきます。そして一日たりとて おなじ朝はないわけです。この本を読んで、一層、あさが愛おしくなりました。
    短いけれど、元気が詰まっている一節(これは小さな子どもでも分かるような絵本仕立ての部分)を最後に。

    『おわってしまうものは ひとつもない すべてがはじまりくさのかおり かぜのかおり いのちのかおりおはよううみ  おはようそら   おはようきょう 』

  • おすすめ資料 第55回お目覚めはいかが?~朝の気分を詩と写真で味わう(2007.12.21)
     
    谷川俊太郎さんの詩と吉村和敏さんの写真からなる詩集です。
    左から開くと見開きいっぱいの写真と短い文章からなる絵本、右から開くと朝をテーマにした詩と挿絵(写真)の入った詩集、というつくりになっています。

    詩集の内容は谷川俊太郎さんが過去に上梓した詩集から、朝をテーマにした作品を集めたアンソロジーです。
    テレビCMなどで使われたことのある「朝のリレー」も収録されています。
    ただ明るいだけでなく、希望と不安の交錯した朝の情景が繰り広げられています。

    どちら側から読んでも楽しめますが、まずは詩集で谷川さんの描く朝にじっくりと浸り、その後で絵本を開くのが筆者のおすすめです。
    絵本の側には、輝くばかりの朝の写真が続きます。
    夜の闇が破られて地平線がオレンジ色に明るみ出す夜明けから、白い雲のたなびく青空の下の洗濯物、すがすがしい朝の空気まで伝わってくるようです。
    谷川さんのあとがきから一文、ご紹介します。

    "「よがあけて、あさがくるっていうのは、あたりまえのようでいて、じつは、すごくすてきなことだから。」"

    寒くなり朝がつらく感じられる日が続くようになっても、こう考えられたら布団から出るのも少し楽になる・・・、かもしれません。

  •  眠れない日が多い・・・あれこれと考えてしまって辛い。それでしたら、こちらの本をおススメいたします。いっそのこと起きてしまって朝を味わうのはいかがでしょう。
     夜が明けるのを刻々と待っていますと、「私にはこんなに時間があったのね・・・」と気づきます。お陰様で、セカセカ忙しかった心の余裕の無さにハッとして、これからの事に思いを巡らせて心に陽がさすような気持ちになります。
     朝と一緒に芽生えてくる希望を、本とともに眺めるたび、新しい始まりと澄んだ心を取り戻せます。

  • 『カムチャッカの若者が きりんの夢を見ているとき。。。』
    なんともインパクトのある出だしが気に入って、何度と無く読んで
    しまいます。写真と詩が一体化した素晴らしい構成で、詩と一緒に
    いろいろな場所の朝の風景が、写真で見られるのも、気に入って
    います。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      吉村和敏は「プリンス・エドワード島」の写真で有名な方ですね。きっと夢見るように綺麗な写真なんだろうなぁ~
      こう言う本って、詩と写真どちらが先...
      吉村和敏は「プリンス・エドワード島」の写真で有名な方ですね。きっと夢見るように綺麗な写真なんだろうなぁ~
      こう言う本って、詩と写真どちらが先?って気になってしまいます(どーでも良いコトなんですけど)
      2012/10/17
    • 紅茶さん
      nyancomaruさん、コメントを有難うございます。
      吉村和敏の写真は、この本が初めてだったので、そんなに有名な方だったなんて!と、ビ...
      nyancomaruさん、コメントを有難うございます。
      吉村和敏の写真は、この本が初めてだったので、そんなに有名な方だったなんて!と、ビックリ状態です。 この方のプリンス・エドワード島の写真もきっと綺麗なんだろうな。。。と、赤毛のアンの1ファンとして、まだ見ぬその写真にチェック入をれてみます。

      この本のような詩と写真の合体本は、私はまず詩から入り、写真の方は後付けです。
      詩のイメージを壊さないなら写真付きもアリだし、逆に写真メインで入る場合は、写真に対して(写真という作品に対して)文章が邪魔になっていなければ、こちらもアリだと思っています。 両方のバランスが大事かな。私の好みの問題ですがv
      2012/10/26
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「私はまず詩から入り、写真の方は後付けです」
      私も同じかなぁ~逆の場合もありますが(詩人、フォトグラファーのどちらを知っているか?で最初のア...
      「私はまず詩から入り、写真の方は後付けです」
      私も同じかなぁ~逆の場合もありますが(詩人、フォトグラファーのどちらを知っているか?で最初のアプローチが決まるかも)、、、
      2012/11/14
  • 【一編】

    朝のリレー

    カムチャッカの若者が
    きりんの夢を見ているとき
    メキシコの娘は
    朝もやの中でバスを待っている
    ニューヨークの少女が
    ほほえみながら寝がえりをうつとき
    ローマの少年は
    柱頭を染める朝陽にウインクする
    この地球では
    いつもどこかで朝がはじまっている

    ぼくらは朝をリレーするのだ
    経度から経度へと
    そうしていわば交替で地球を守る

    眠る前のひととき耳をすますと
    どこか遠くで目覚時計のベルが鳴ってる
    それはあなたの送った朝を
    誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ

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著者プロフィール

谷川俊太郎(たにがわ しゅんたろう)
1931年、東京生まれ。父に、哲学者・谷川徹三。現在の東京都立豊多摩高等学校を卒業し、1948年頃から詩作の活動を開始。1952年第一詩集『二十億光年の孤独』出版。以後詩、エッセー、脚本、翻訳などの分野で多岐に渡る活躍を続けている。
翻訳については、ジーン・ウェブスター『あしながおじさん』や『スイミー』、ゴフスタインの絵本の数多くを手がける。詩集に『ことばあそびうた』、『みみをすます』、『日々の地図』、『はだか』、 『世間知ラズ』など、エッセー集に『散文』、『ひとり暮らし』、絵本に『わたし』『ともだち』『もこ もこもこ』、詩集に『シャガールと木の葉』、『すき』、『詩の本』、『トロムソコラージュ』など。
萩原朔太郎賞、鮎川信夫賞、三好達治賞、朝日賞など多くの受賞歴がある。

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