ひみつのカレーライス

著者 :
制作 : 田中 清代 
  • アリス館
4.27
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本棚登録 : 430
レビュー : 79
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784752004448

作品紹介・あらすじ

カレーのたねからめがはえて、おさらのはっぱに、ふくじんづけの花がさき…はてさて、そのあとは?直木賞作家・井上荒野さんはじめての絵本。

感想・レビュー・書評

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  • 大人も子どもも皆大好きなカレーライス。

    「ちびくろ・さんぼ」「ぐりとぐら」「しろくまちゃんのほっとけーき」など、美味しそうな食べ物が登場する絵本は、どれも大人気です。
    しかも、それがカレーライスなんですから、盛り上がらないわけがありません。

    カレーライスの木が芽を出すように、皆でヘンテコな踊りを踊ります。
    そこには何とも中途半端な異国情緒が溢れていて、インド・イギリスを経て、すっかり日本の国民食になってしまったカレーライスにピッタリだと思わされます。

    画面からカレーライスの美味しそうな匂いがただよってくるような気にさせられる、田中清代さんの素敵な絵も惹き込まれます。

    【Q】

  • 1年生の読み聞かせに「ひみつのカレーライス」読んできました。
    福神漬けを知らない子がけっこういたな。
    でも、ページをめくる度に盛り上がりました。
    お皿の葉っぱとお父さんのダンシングが大ウケ。

    先生方には「絵がすてき」と評判。
    子どもたちは「カレーがおいしそすぎる。カレー食べたい!」
    と給食がカレーじゃないとブーイング。
    次はカレーの日に読まなきゃ?

  • フミオはカレーライスが大好き。
    お父さんも、お母さんもカレーライスが大好きです。
    ある時、フミオのカレーライスからカレーの種が出てきて…。
    芽が生え、お皿の葉っぱに、福神漬けの花が咲き、その後は…?


    カレーの種から生えたカレーの木には、お皿の葉っぱ、福神漬けの花、そして黄色い実と白い実が実ります。辺り一面にカレーの匂いが充満し、ご近所さんもついついやってきます。
    大らかな世界観と、何と言ってもカレーの美味しそうな絵が際立つ作品。
    読むとカレーを食べたくなること間違いなし。
    私は福神漬けの花がとっても食べたくなりました。

    読書週間にちなんで、給食と図書館のコラボによる「図書館給食」の際に紹介します。カレーの日に、小学校のランチルームで読み聞かせをするのが理想かなぁ。
    本のサイズも大きく、見開きページが多いので、読み聞かせ向きだと思います。

  • 自宅の本棚

  • 絵とあいまってとても面白いです。私はカレーが食べたくなりましたが、娘はカレーが食べたくなくなったようです(カレーのタネが口に入ってしまうのが嫌ということ)。

  • 「世にも珍しい」んじゃなかったのか!と思う最後。カレーの種なんてあったら、その匂いでご近所からクレーム来ると思う。「食べさせて」なんて押しかけるのは絵本ならではの平和な世界。2009年の作品らしいけれど、お母さんお父さんは完全に昭和初期。ギャップにやられて私は爆笑。娘は私が楽しそうに読むせいか、「これ面白いねー」と言ってます、が多分分かってない。(2歳6ヶ月)

  • 読書旬間の給食コラボで紹介。全学年楽しめました。
    最後にご近所の方々が「食べさせてください」と押し寄せてくる場面では、ページをめくらず、隙間から次のページを読んでおき、お父さんの「カレー屋さんです」の後でめくりました。
    皆んなのカレーには入ってなかったか?もしかしたら、知らずに飲み込んだかも?よく噛んで食べてた?など、お約束の問答も。

  • 初めて読んだとき、4回連続して読むほど気に入った

  • カレーの絵本(資料)

  • 2018年度  3年生 8分
    素直な3年生はお話を聞きながらも思っている事を口々に挙げてくれるので、そんな子供たちの反応が読んでいて楽しくて仕方ありませんでした。
    種を植えて、すくすく育って、まずは、お皿の葉っぱが咲いて…。
    そこで「マジか~?」の声が。
    次に福神漬けの花が咲いて…。
    そこでは、「そんなん無いわ~」の声が。
    さらに、黄色と白の実がなると「カレーとご飯になるのかなぁ」の声が。
    皆、大正解。
    とうとうカレーライスを町中の人達が食べる場面では「美味しそう!」との声が。
    皆も美味しいカレーライスをお家で作って貰ってね
    2018年度  6年生 8分
    『ひみつのカレーライス』は、絵が昭和レトロ?
    お父さんもお母さんもお着物姿です。
    カレーライスを食べていたら、「かりっ!」と何かが出てきました。
    お父さんが分厚い本で調べたところ、「カレーの種」と判明!
    それにしても壁一面の蔵書を持つお父さんて・・・?
    種を埋めておまじないの歌を歌いながらヘンテコ踊りをする場面では『ちびまる子ちゃん』の「インチキおじさん」がMTの頭をよぎりました。
    それにしてもカレーの木とは、なんて魅力的なんでしょ!
    たわわに実った実からは、お肉にお野菜ゴロゴロのカレーライス。
    子供達の顔も美味しい顔になっていました。
    最後の「かりっ!」「あれ?」で、「うわー!また30皿くらい食べられる~。」
    と、うらやましそうな声が聞こえてきました。
    今日の給食がカレーライスだといいね。

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著者プロフィール

1961年東京都生まれ。1989年「わたしのヌレエフ」でフェミナ賞、2004年『潤一』で島清恋愛文学賞、08年『切羽へ』で直木賞、11年『そこへ行くな』で中央公論文芸賞を受賞。ほかに、『もう切るわ』『だりや荘』『誰よりも美しい妻』『ベーコン』『つやのよる』『キャベツ炒めに捧ぐ』『ほろびぬ姫』『虫娘』『悪い恋人』『リストランテ アモーレ』『ひどい感じ 父・井上光晴』『ママがやった』など著書多数。

「2018年 『100万分の1回のねこ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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