- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784752006312
作品紹介・あらすじ
「おみやげを買ってきてあげるよ」こどもが-それはまだ小さな男の子だったのですが、ぱっと目をかがやかせて言いました。ならの木と少年の、長い約束の物語。
感想・レビュー・書評
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三葛館児童書・大型本 E||YA
一本のならの木と男の子の幼い約束の物語。ならの木のゆったりとした時間の流れと人間の慌しい暮らしが対照的に描かれている。
木が風にそよいでいる間に男の子は成長し青年から老人へ。やがてならの木のもとへ帰ってくるのですが、幼い頃の約束は果たされるのでしょうか。
大きなテーマは「約束」ですが、日常の雑事に追われがちな私たちに、大切なものはいつも私たちの心のなかにあるよ、と教えてくれるようです。
(ゆず)
和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=68703詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
たいせつな約束。ちょっと切ない。ならの木は優しくて大きい。
2016/1/9 -
木と少年の交流がとてもいい。植物ではあるけれど畏敬の念を抱く。
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とっても雰囲気のある絵本。やえがしさんのお話は不思議めいていて大好きなんだけど、こちらは少しリアルな世界よりでした。
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「おおきな木」を思い出した。ならの木と語り合う男の子。その子がおまつりに行くといったまま、戻らない。長い年月を経て、大人になった若者が訪れ、ふたたび、年老いてから訪れる。
読者対象は、大人かなぁ?