みえるとか みえないとか

  • アリス館
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784752008422

感想・レビュー・書評

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  • 三つ目の星についた宇宙飛行士のお話。

    こどもにとって、ダイバーシティなんていう小難しいカタカナを使うよりも、この絵本を読むのが何よりの教育になりそう。

  • 伊藤亜紗著の「『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社)をきっかけに、ヨシタケシンスケがストーリーを考え、伊藤亜紗に相談しながらつくった絵本」とのこと。
    宇宙飛行士と宇宙人の話に仮託して、目が見える人と目が見えない人の世界の感じ方を考える絵本。そこから広げて、目が見える人同士でも少しずつ感じ方が違うことに話を繋げていくのには、いつものヨシタケシンスケらしさを感じる(もしかすると原作にもある内容なのかもしれないけれど)。

  • そうだね。

  • みえないひとの世界観と認識方法に興味があり読了.
    「もし、 みえないひとばっかりの ほしがあるとしたら(...)こえのいいひとがモテる(...)手ざわりやにおいで ふくをえらぶ(...)ねんどメモを つかう」
    おもしろい!!
    「どんなひととでも、 「だよねー!」って いっしょにいえるハズ」

  • 鳩の目は横についているから、前も後ろも見える、という見え方を模した映像を見たことがありますが、やはり世界は違って見えますね

  • KM

  • カエルさんが出てくるところ(3歳7ヶ月)
    →少し難しかったのですが、もれたろうの絵と同じで気に入ってます

  • 当たり前の価値観がここでは違う。みんな違ってみんないい。とある宇宙飛行士のおはなし。

  • これは、とてもフラットだ。
    ヨシタケさんのポップな絵柄と一歩引いた視点が、なんら構えることなく、盲目の世界について、思いを至らせてくれる。
    宇宙人を想定したことで、普通だと思っている自分も、実は不便な身体に見えるのかもしれない。不便そうに見えたって、本当はそうではないのだ、と自然に受け止められるところが素晴らしい。

  • ヨシタケワールド。考え方とかものの見方とか、人それぞれ。違うことは怖いことだけど、その違いを柔軟に受け入れられる自分になりたい。

著者プロフィール

1973年神奈川県生まれ。絵本作家。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。スケッチ集や、児童書の挿絵、装画、イラストエッセイなど、多岐にわたる作品を発表。2013年に初の絵本『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)を出版し、第61回産経児童出版文化賞美術賞、第6回MOE絵本屋さん大賞第1位を獲得。その後、『もう ぬげない』(ブロンズ新社)『りゆうがあります』『なつみはなんにでもなれる』『おしっこちょっぴりもれたろう』(PHP研究所)『あつかったら ぬげばいい』(白泉社)『あんなに あんなに』(ポプラ社)で7度にわたりMOE絵本屋さん大賞第1位に輝く。

「2023年 『しかもフタが無い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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