- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784752008835
感想・レビュー・書評
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石を上流から下流まで辿っていくだけかと思ったら、漬物石やら粉挽き石やら月の石にマントルなんてのまで出てきて、想像以上に壮大な絵本だった。
中川ひろたかさんと高畠那生さんのコンビだからバカバカしいの期待して読み始めたらとんでもない、とても真面目な絵本でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あさりスパに混入していた砂。それは、川の源流の岩盤から水の力で砕かれ、運ばれたものだった! 「つまり ちきゅうの かけらだった」と知った「ぼく」。理科の授業とかでも習うのでしょうが、ダイナミックな絵で実感できますね。そして、周りを見渡すと、石で作られたものがいくつもあること、地球や宇宙の謎解きにつながるかも…「そのまま地球の博士になっちゃ」う子どもが増えますように!
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子育てをしていると、突然難しいこときかれませんか?
うちは「石ってどこからきたの?石って何?」って。
なんでしょう?科学的な答えを求められているのか、もっと空想の世界で答えればいいのか、いや、哲学的なことなの?
何を求められているかよくわかぬまま、科学的なやつで答えてみました。それは川の上流の方から…って。
はてさて伝わったのか?と思っていたところ、こちらの本に出合いました。
あさりのスパゲティを食べていて砂をかむところから話が始まります。
「すなと いしは ちがうの?」
そんな疑問から「じゃ、これから かわ みにいきましょ」とお母さんが突然の提案。
そして次ページには「さ、ついたわ」「はやっ」。
細かいことはさておき、上流の岩盤から海へと下っていきますよ。
岩盤→岩→石→砂
そして、人は石をどのように利用しているかという話まで。
この絵本のすごいところは、地殻や月の石の話までして、宇宙まで意識させるところ。
「あのとき、ぼくがかんだのは、つまり ちきゅうの かけらだったと いうことなんだなあ。」
というセリフで終わります。
う~む、おもしろい。
石や砂の見方が変わりますね。
子どもに石のことを聞かれたら、ここぞとばかりにこの絵本をどうぞ! -
あさりの中に入っていた「いし」。
お母さんは「あさりがすいこんだうみのすな」だと言って、海の前の川を見に行こうとすぐ行動。
それがどんどんひろがりつながって行く。
「せいかつかがくとは、ふだんのくらしのなかにある『かがく』をみつめ考えようということ」
難しくなく考えられる本です。 -
5歳10ヶ月の娘へ読み聞かせ
食卓から世界が広がっていくという
不思議ワールド
砂利から始まって
石の歴史?には
なるほどなーとなった -
石のルーツを学ぶことができる
2021絵本50 -
読み聞かせ5分20秒
子どもはなぜか石が好き。そこから、なにか学ぶきっかけになりそうな絵本。
興味がなければなんのこっちゃ?の内容かな… -
5分1