小さな里山をつくる チョウたちの庭

著者 :
  • アリス館
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (88ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784752009771

感想・レビュー・書評

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  • 今森さんのアトリエの蝶たちの図鑑ですね。
    今森さんは30年以上かけて、蝶たちの住みやすい庭を作り出しました。参考になったのは里山。
    四季折々の蝶たちの美しい姿と生態を紹介されています。
    大切なことは、チョウの庭には七十五種類の蝶が生息しているそうです(2021年時点で)が、自然の世界でありながら人間の管理のもとで守られるということだと思います。
    今森さんは「チョウのおかげで、庭のすみずみの植物をこまかく観察するようになり、ふだん気にとめない環境にも目を向けるようになりました。
     もうひとつの成果は、チョウが人のくらしとつよく結びついた生きものであると知ったことです。」
    経験豊富な今森さんの言葉はとても重く、そして素敵ですね。

  • 今森光彦著『小さな里山をつくる』 なんでもないところに美が|【西日本新聞me】(有料記事)
    https://www.nishinippon.co.jp/sp/item/n/802714/

    小さな里山をつくる チョウたちの庭 - 本をさがす - アリス館
    http://www.alicekan.com/books/post_237.html

  • 3年生が理科でチョウの育て方を勉強中なので、図書の授業で読んでもらう予定。
    今森さんが、たくさんのチョウが住みやすい里山を作っていく話。
    高学年向けぽいので難しいかもしれないけど、さすが今森さん、景色の写真を見てるだけでも楽しめる。

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著者プロフィール

1954年滋賀県生まれ。写真家。
大学卒業後独学で写真技術を学び1980年よりフリーランスとなる。
以後、琵琶湖をとりまくすべての自然と人との関わりをテーマに撮影する。
一方、熱帯雨林から砂漠まで、広く世界の辺境地の訪問を重ね、取材をつづけている。
また、ハサミで自然の造形を鮮やかに切り取るペーパーカットアーティストとしても知られる。
自然と人との共存を里山というキーワードで表現し続けている。

「2022年 『Mitsuhiko Imamori Monthly Calendar 2023 今森光彦 オーレリアンの庭 里山に暮らす』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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