- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784752009825
感想・レビュー・書評
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保護されたのらねこをひきとったけれど、まったくなついてくれなくて……という絵本。季節がひとめぐりして、そうしてゆっくりゆっくり、「うちのねこ」になっていくんだね。ほっこり。
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MOE絵本屋さん大賞2021の21位。引き取った野良猫が時間をかけて「うちのねこ」になるまでの絵本。ソファーの下から出てこないページだけでも100点。この猫の毛のポヤポヤしてる感じがたまらない。
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2021 慣れない猫とのかかわり
野良猫が保護されて人に飼われることとは〜
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野良だった大人の猫を飼うことになった「わたし」と猫が心を通わせるまでを描いた絵本。
具体的に書かれてはいないが、この猫がいかに過酷な環境で生きてきたかがわかる。人間は敵だと思い込むほど酷いことをされてきたのだろう。だから、完全に善意しかない人間もなかなか信用できない。そんな猫の心を汲み取って、無理に近づかず、猫が信じてくれるまで待つ人間も偉いが、そんなに酷いことをされてきても、信頼できる人間もいるんだなと考えを改める猫も偉い。
しかし、この絵本の良いところは、単に猫あるいは動物と人間の関係を描いただけではないところ。
傷ついた心を癒すには時間がかかること。
本当に仲良くなるには根気がいること。
押し付けは本当の優しさではないこと。
それでも心からの優しさは伝わること。
そして、誰かと寄り添い生きることのあたたかさ。
これは、猫でなくても同じ。
良い本でした。 -
K
四歳五か月
Y
二歳一か月 -
保護猫がやってきて「うちのねこ」になるまでのおはなし。
ゆっくりゆっくり、あせらずだね。
幸せになってね。 -
のらねこだった おとなの ねこが
うちに やってきた
うちに ついたとたん
ねこは あわてて
ソファの したに かくれちゃった
ねえ ねこ、こわがらないで
1かげつたった あるひ
とうとう かくれるのを やめた
ちかづこうとすると
シャーッ!
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“ねこ”が“うちのねこ”になるまでのひとめぐり
ねこも絵本もだきしめたくなることまちがいなし
《自分がこんなにも人間となかよく暮らすことができる猫だとは、
野良猫だったころは、想像もしていなかったことでしょう。
人生(猫生)とは、ふしぎなものです。》──あとがき
発売後たちまち重版
“手元に置きたい猫絵本”コレクションにまた一冊 -
これは、やばいやつだ。
あのラストは反則。
ねこ、ねこ、ずっと辛い思いをしてきたんだね。
これからは安心して過ごせるね。 -
野良猫を飼うのってけっこう大変なんですね。猫がかわいいだけじゃないと勉強になる。
幅広く楽しめるが〜中学年、大人向き
著者プロフィール
高橋和枝の作品






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