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Amazon.co.jp ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784752011194
作品紹介・あらすじ
ありふれた街の、ありふれた街角にある、「カフェ・スノードーム」。ふだんは目に留まりませんが、この場所を必要とする人には見つけることができます。店主・タマルさんの淹れたスパイシーな香りのするお茶を飲むと、不思議なことが起こって……
みんなの感想まとめ
不思議な体験が待つ「カフェ・スノードーム」は、必要な人だけが見つけることができる特別な場所です。店主のタマルさんが淹れるスパイシーなお茶を飲むことで、訪れた人々はそれぞれの心の奥に触れる体験をします。...
感想・レビュー・書評
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カフェではないけど、「カフェ・スノードーム」と名付けられた場所。
そこに招かれる一人一人のお話。
店主・タマルさんが入れるお茶を飲みながら、招待されたものたちは不思議な体験をしていく。
とらえどころのない短編集だが、なぜか心に残る。どこか不思議で、ほんのりあたたかい空気感が好き。
児童書特有の地の文は各話の主人公達の心象がよくわかり、スラスラと読み進めることができた。
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タマルさんのキャラ設定がいまいち安定していなくて、つっけんどんな感じの意味がよく分からなかった。悩みを抱えた選ばれし者の目にだけ留まるカフェ・スノードーム。タマルさんの淹れてくれるスパイシーなお茶が美味しそう。
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必要な人にだけ見つけることが出来るカフェ・スノードームに訪れた人は店主タマルさんが淹れたお茶を飲むと妙なことが起こる。
静かで不思議なこの物語は直接の答えを出してくれる訳ではないけど読むとすーっと心が凪いでいく。絵も物語にピッタリでとても素敵。
タマルさんの淹れるお茶飲んでみたい。
2編目の『古い木には甘いぶどうが』が特に好き。
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児童書。 カフェ・スノードームはカフェではありません。 必要なときにしか見えない不思議なお家です。 心が穏やかにほっこりする本。児童書っていいなぁ
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カフェではない、書店でも楽器店でも宝石店でもない、『カフェ・スノードーム』。独特な語り口調で、とても不思議な世界観。でもなんだか温かくて、タマルさんに会ってみたくなった。
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タイトルと杉本さなえさんのイラストに心惹かれて手に取った。石井睦美さんの作品は久しぶりに読む。カフェでもない何かを売っているお店でもない【カフェ・スノードーム】とは何なのか。ふくふくと太ったおばさんがツンケンした話し方で出迎えてくれる。彼女はタマルさんという。訪れるのは心に澱を溜めてしまっている人たち。何となく誰かに呼ばれた気がしてやって来る。不思議な体験をしてちょっとスッキリした顔で去っていく。ほんとに何なのだろうカフェ・スノードームとは。タマルさんがそこの番人なのはわかるけど。不思議なお話。
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「カフェ・スノードームを知っていますか?」
カフェではなく、本屋でもなく、楽器店でも宝石店でもなく
ありふれた町のありふれた住宅街にある、ふしぎなお店
からだじゅうのハリを逆立てた少女が
若いころに来た記憶があるヴァイオリニストが
子犬をさがしている黄色星人の男の子が
ここを必要としている人がそのお店を見つけると
「はいってらっしゃい」
店主のタマルさんの声がして……
《そこは、「記憶」を届ける不思議な場所》──出版社サイトより
美しい文と絵で綴られる連作掌編ファンタジーが5編、2024年12月刊
「児童文学」「小高から」とあるけれど、タマルさんの淹れたスパイシーなお茶の味がわかるのはおとなかな -
悩みを持つ子どもの前に現れる不思議なお店と不思議なひと、という枠組みは王道ですが、まあ各話出てくる詩や節回しが格好良くて締め方が洒落てること。装丁も綺麗で、本棚で偶然出会って何となくめくって心をつかまれる、みたいな出来事があってほしいタイプの本でした。
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小学校中学年から読める児童書です。
しかしながらこの本は、これから“小説”を読み始めるステップになる要素が詰められた佳き物語でした。
見失いそうなものを間接的に伝えてくれる、神出鬼没のタマルさん。「目に見えていることがすべてではない」とカフェ・スノードームに迷える人を招き入れます。
タマルさんのふしぎな匂いが誘います、夢か現か─。
あの忘れ物は時を経て、しかるべき時まで大切に保管されることでしょう。再会の時に私も同席したいです、予約は可能ですか? -
不思議なタマルさんのカフェ・スノードーム。
必要なこと、大切なことに再会させてくれる場所。
タマルさんのハーブティーを飲みたいし、私には何をくれるのかな、と想像してみたり。
挿絵もとてもきれい。
「カフェではないし、本がたくさん並んでいますが本屋ではありません。ヴァイオリンも宝石も飾られていますが楽器店でも宝石店でもありません。どれも売ってはいないからです。」 -
初めての作家さん。
知人のブックカフェの方が紹介してたので買ってみました。
ほわっとした世界観。
出てくるお茶が気になる。 -
逆立つ心、さまよう心をもった人達を受け入れてくれるカフェスノードームは、冷えた心を元気にしてくれる。が、黄色いレインコートを着た子だけは違った。そして、ラストのシーンでは、男の子が忘れていった黄色い傘は、タマルさんと心をあたためあう。おばさまは、桐の木だろう。
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表紙や装丁に惹かれてなんとなく読んでみた本。
不思議なお話、読み終わって優しい気持ちになった。
少し疲れた子供たちに読んでもらいたい1冊でした。 -
出先の図書館に入ってパラ読みしたら、最後の 私は誰かですって?という言葉(もはや思い出せない)のネタバレが気になって、地元で借りた本。
野原の中に思い出の宝箱があって、それを開けてみることができる、といった場面に共感できたのだが、その他のことはもう思い出せない。
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各話によってタマルさんの印象や毎回渡すもの(見せるもの)が異なり、読み手に幻想的な風景が浮かんでくる。非常に捉えどころのない世界観とも言える。現実的なもの、具体的なものに日々追われ、囲まれている現代の私たちにとって、こういう余白のある物語は必要かもしれない。
銭天堂を、石井さんが書くとこうなるのかしらと少し思った。 -
カフェではないカフェ·スノードーム。優しくないのに優しいタマル。どんなお茶出してくれるんだろう。
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