歌集『ゆりの木の影』

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  • Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784752281306

作品紹介・あらすじ

掲載歌より
歩きつかれベンチにゐれば差し伸べる手のごとゆりの木の影とどく
沼の主の蛇にかあらん枝にきて雨にからだをうたせてゐたり
一年に六時間づつためてきてけふはうるふ日 ギャラリーにいく   
明け方に来てこしかける人もあらん砂(いさご)になかば埋もれゐる椅子   
子午線を越えてよりのちふはふはとすると思ひてゐれば君もいふ  
空色のトラックは移動式本屋さん港町の辻にけふは来てゐる      
揚雲雀の声をききつつ太りゆくキャベツか大きく外葉ひろげて   
父母の暮しのなかに飛び跳ねてありしか幼きわれら三人子
さざ波のやうな葉いくへもひろげゐる合歓の木の下 み祖は眠る

著者プロフィール

昭和四十四年四月「形成」に入会、木俣修に師事する。平成五年「形成」解散。平成七年「谺」創刊に参加。平成十九年歌集『木の声』を上梓。平成二十年「木俣修研究会」発足に参加。現代歌人協会会員。歌人クラブ会員。

「2020年 『歌集『ゆりの木の影』』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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