歌集『花いかだ』

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  • Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784752281320

作品紹介・あらすじ

掲載歌より
花いかだ川を流れて果てしれぬわが残生を乗せていづこへ
一滴の涙のわけを問ふまでに記憶の中の虹はるかなり
草の絮保たれてゐる静けさに耳朶冷えてきく春の梵鐘
青嵐や風のながれを溯り物恋しさの魚となるまで
野ざらしの石の地蔵のよぎりゆき傷心の夜の途方もなき道
うさぎうさぎ神に召されて久しかる名月に透く影のメルヘン
叫びつつ果たせしものは何ならむ風鎮もりて冬木は黙す
うらうらと淡きむらさき揺蕩(たゆた)ひてわれに憑(つ)きくる何ぞ徒(あだ)しき
頰うちて気持ちを起たす朝ごとの自虐か自愛か神に問ふなり

著者プロフィール

昭和十四年 奈良県生まれ
昭和五十二年 日本歌人に入会
昭和五十七年 大和歌人協会入会
平成九年   短歌遊行前登志夫に学ぶ
平成十一年  日本歌人賞受賞

「2020年 『歌集『花いかだ』』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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