イラストでわかる 寝たきりにさせないPNF介助術 ~家庭でできるリハビリテーション

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  • 医道の日本社
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  • Amazon.co.jp ・本 (84ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784752931140

作品紹介・あらすじ

「私でも家でやってあげられる
リハビリの方法はありませんか」

介助が必要な家族を持つ人から著者の市川繁之氏のもとへ、そんな要望が多く寄せられたことから、本書は生まれました。
本書で紹介するPNF(固有受容性神経筋促通法)とは、抵抗を与えたりして感覚受容器を刺激することで、筋肉や神経の働きを高めて、身体機能を向上させる運動療法です。
PNFの考え方を、立ち上がりや寝返り、起き上がり、歩行などの寝たきりにさせないための介助に応用するには、どうすればよいのか―。
本書は、一般の人でも行えるように実践しやすいPNFのテクニックを厳選し、その方法をわかりやすいイラストと、平易な言葉で解説しています。患者さんや利用者さんのご家族への指導や、PNFを学ぶ端緒に最適な1冊です。

感想・レビュー・書評

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  • [三葛館医学 492.5||IC]

    「PNF」とは「固有受容性神経筋促通法」というわかりにくい名称ですが、「筋肉と関節を動かすことで、神経や筋の働きを高め、さらに運動能力を向上させるリハビリ法」のことを言うそうです。
    本書は、この「PNF」を「高齢者の方が寝たきりにならないための家庭でできるリハビリ」として、在宅で介護している家族の方にも役立つように紹介したものです。
    全ての「PNF」を一通りマスターしなくても、臨床や実習で出会う患者さんのご家族に、退院後を視野に入れて、寝返りや立ち上がりなどの介助に効果的な体の動かし方としてご紹介できると思います。
    ぜひ退院支援にお役立てください。

    目次----------------------------------------------
    第1章 PNFってなに?
    第2章 いすを使ったPNF ~転倒予防効果のために~
    第3章 立ち上がりのPNF
    第4章 寝返りのPNF
    第5章 起き上がりのPNF
    第6章 歩行のPNF
    第7章 階段のPNF
    -----------------------------------------------
    (もも)

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=83750

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著者プロフィール

1983年東京衛生学園リハビリテーション科卒業後、理学療法士の国家資格取得。三愛会伊藤病院リハビリテーション部勤務。1986年森山脳神経外科病院勤務リハビリテーション部部長就任。1992年PNF研究所設立、取締役に就任(1998年退任)。1994年から1998年にかけて読売巨人軍コンディショニングアドバイザーを勤める。1999年ヒューマン・コンディショニングPNFセンター開設。(アジア、日本で初めての国際PNF協会認定インストラクターとなる)。2008年日本PNF協会会長よりNPO法人日本PNF協会理事長となる。監訳書に、『PNFコンセプト』(ガイアブックス)がある。

「2014年 『スポーツマッサージ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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