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- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784753103003
作品紹介・あらすじ
前著『原子力都市』で、福島第一原子力発電所爆発以降の世界を予見していた著者が放つ、待望の最新の語り下ろし。環境、社会、人間精神までを 見据えた真実の提言。混沌とした世界における「百家争鳴」時代を生き抜くために。
感想・レビュー・書評
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地震と津波と原子力事故を起こした東日本大震災は、一般には「3.11」と呼び習わされているわけだが、本書の著者である矢部史郎は、その呼称に対して異議を唱える。すなわち「放射性物質を拡散させることになった原子力事故は、地震と津波の翌日である3.12に起きたものであり、地震や津波の災害である3.11とは区別して議論する必要がある」ということである。
著者いわく、3.11と3.12は全く別の出来事である。地震や津波は、それ自体が悲惨なものであっても、あくまで天災としてあり、また(亡くなった人がよみがえることはないにしても)乗り越えることの可能な出来事である。何年か何十年かの後に、振り返ることができる。
それに対して、原子力事故である3.12は//詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2012年6月に実施した学生選書企画で学生の皆さんによって選ばれ購入した本です。
配架場所、貸出状況はこちら:http://libopac.josai.ac.jp/opac/opac_details.cgi?lang=0&amode=11&place=&bibid=2000058070
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