改革か革命か 人間・経済・システムをめぐる対話

  • 以文社
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感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784753103607

作品紹介・あらすじ

異端の経済学者vs『負債論』の人類学者!!
NHK「欲望の資本主義」シリーズに出演、日本でも話題となった異端の経済学者トーマス・セドラチェク。世界的ベストセラー『負債論』『ブルシット・ジョブ』の著者で、人類学者にしてアクティヴィストのデヴィッド・グレーバー。
異色の組み合わせによる、リーマンショックをはじめとした金融危機と負債の問題、ネオリベラリズムと共謀する官僚制、そして資本主義の今後など、「人間」と「システム」をめぐる、白熱の徹底討論。

感想・レビュー・書評

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  • 素人が手を出すには難しい一冊だった。資本主義経済に革命を起こしゼロから新しいシステムを構築すべきか、今のシステムを改革し変化を遂げていくかという議論。

    個人的には全てを壊してゼロから始めるには世界が成熟し過ぎているため、代償がデカすぎる気がする。かといって、身勝手な人類が地球と共存する形で改革の道を選択できるのかという疑問も残る。

    ん、なんかエヴァンゲリオン的な課題になってきた。もう少し人間を信じて、地球の一部である人類が全てと共存する道を選択できることを祈る。

  • 資本主義の次に何が到来するのか。現在の行き詰ったシステムが崩壊し、全く未知の世界に突入しようとしている世界に対して、様々な示唆を与えてくれる一冊。
    現代の資本主義は崩壊すべきで、次に来るビジョンを提示しようとオキュパイ運動を先導したデイヴィッド・グレーバーは「革命」を唱え、片や、資本主義全体の崩壊を望むべきではなく、一部の膠着した部分、もはや害悪をしかもたらさない部分の修復で、より良いシステムへの再編を目指すべきだと主張するトーマス・セドラチェクの「改革」が対峙される。
    対話形式ですぐ読了できる。が、背景的知識が幾分備わっていないと、読むのに苦慮する。

  • 東2法経図・6F開架:332.06A/Se14k//K

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著者プロフィール

1977年生まれ。チェコ共和国の経済学者。CSOB(チェコスロバキア貿易銀行)にてマクロ経済担当のチーフストラテジストを、ならびにチェコ共和国国家経済会議の前メンバーを務める。プラハ・カレル大学在学中、20代で初代大統領ヴァーツラフ・ハヴェルの経済アドバイザーとなった。著書『善と悪の経済学』はチェコでベストセラーとなり、刊行後15の言語に翻訳され、話題を呼んだ。2012年、ドイツのベスト経済書賞(フランクフルト・ブックフェア)を受賞。日本ではNHK「欲望の資本主義」シリーズなどに出演したことで知られる。主な著書に『善と悪の経済学 ギルガメシュ叙事詩、アニマルスピリット、ウォール街占拠』(村井章子訳、東洋経済新報社、2015年)、『続・善と悪の経済学 資本主義の精神分析』(オリヴァー・タンツァーとの共著、森内薫ほか訳、東洋経済新報社、2018年)などがある。

「2020年 『改革か革命か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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