モーツァルトとベートーヴェンその音楽と病

  • 医薬ジャーナル社
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  • Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784753223497

感想・レビュー・書評

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  • 現代でも愛されている2人の作曲家について、病と音楽の分析について書かれている。
    症例検討会~CPC(clinico-pathological conference)風に、モーツァルトとベートーヴェンについて述べられているのがまた面白い。

    モーツァルトの《クラリネット協奏曲第2楽章》は筆者が死ぬ前に聴きたいと思うほどの名作だそう。

    また、ベートーヴェンの性格は、執着気質、徹底主義、完璧主義。
    音楽のテーマも一つにこだわるそう。
    《創作主題による32の変奏曲》は、ハ短調と運命的な調性である秀作にもかかわらず、なぜか作品番号はつけられずに「WoO(作品番号なしのという意味)80」となっている1806年の作品。

    ぜひこの2曲は聴いてみたいと思う。

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