続 解離性障害―脳と身体からみたメカニズムと治療

著者 :
  • 岩崎学術出版社
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レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784753310289

感想・レビュー・書評

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  • 前著に続き読みやすく、ポリヴェガール理論やバロン・コーエンの自閉症を説明するモデルなど幅広い理論を臨床のご経験とともに紹介されています。しかも、わかりやすいです。残念なのは、火山モデルなどの最後の数章が物足りなかったように感じました。鼎談は、前回に続き盛り上がっていました。

  • 解離自体が複雑すぎて難しく、途中飛ばしたけれど、治療について書かれた章では症例が出ていて、すごくシンパシーを感じられた。巻末の解離の専門家3人による座談会が、前作に引き続きすごく面白くて、3人の解離の患者への眼差しが真摯で温かくて、すごくよかった。
    彼らの話から、今、主治医が抱えているだろう困惑を推察できたので、大いに参考になる本だった。

  • 膨大な量の研究をレビューしながら、先生ご自身が出会ってきた方々の心をつなぎ合わせようとする一冊だと思っています。

  • (推薦者からのコメント)解離性同一性障害について著名な岡野氏が、先の「解離性障害」の後に出した一冊。DIDを知るうえで共に読んでおきたい。

  • 専門家向け。私見的な記述が多め?心理教育や接し方の戦略的な話はなるほどなあと感じた。フロイト先生前後からの歴史の話はなんだかずいぶんあけすけだなあというか、解離やヒステリーという群がいかに胡散臭く見えていたか、勝手な幻想を押しつけられやすいか、搾取されやすいかを、垣間見たようでなんだかなー。

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著者プロフィール

1956年千葉県生まれ。1982年東京大学医学部卒業。東京大学精神科病棟および外来部門にて研修。1986年パリ、ネッケル病院にフランス政府給費留学生として研修。1987年渡米、オクラホマ大学精神科及びメニンガー・クリニック精神科レジデントを経て、1994年ショウニー郡精神衛生センター医長、カンザスシティー精神分析協会員。2004年4月帰国。国際医療福祉大学教授を経て、現在、京都大学大学院教育学研究科臨床心理実践学講座教授。医学博士。米国精神科専門認定医、国際精神分析協会、米国及び日本精神分析協会正会員、臨床心理士。
著書に『自然流精神療法の進め―精神療法、カウンセリングをめざす人のために』『気弱な精神科医のアメリカ奮闘記』『心理療法/カウンセリング30の心得』『恥と「自己愛トラウマ」―あいまいな加害者が生む病理』『自己愛的(ナル)な人たち』など多数。

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