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- Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
- / ISBN・EAN: 9784753390137
感想・レビュー・書評
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ほどよく分かりやすい。山上論文集第一弾。行動療法の使い所や、簡単な概略が記されている。特に系統的脱感作の適応基準の論文は必読。理論と技法の密接な繋がりを堪能できる良書である。
ほかの論文集と、さっと見て比較してみると、本書が基礎の書籍という意味で、秀逸だと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とても分かりやすかった。この本を読んだところで行動療法ができるようになるわけではもちろんないのだけども,行動療法の成り立ちや原理を知るうえで,とても大切なことが書かれている(と思う)。
本書では行動療法による治療効果が実証的に提示されているものの,こういった明確な効果があるとされている治療法があるにも関わらず,どうして日本の臨床心理士養成大学院では,こうした技法の習得を必須としていないのだろうか?また,一部の医療機関にしか動療法が普及していないのはなぜなんだろうか(単に自分が知らないだけの可能性は十分にある)?なんてことを考え,いろんなことを想像した。
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