患者から学ぶ―ウィニコットとビオンの臨床応用―

制作 : 松木 邦裕 
  • 岩崎学術出版社
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本棚登録 : 21
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784753391134

感想・レビュー・書評

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  • 何度も読み返したい本。「試みの同一化」「心の中のスーパーバイザー」「焦点を合わせない傾聴」などなどの視点が分かりやすい上に実用的。事例も豊富なのだけれど、どれも患者と著者のやりとりとその背景に流れるものが具体的かつ繊細に描かれていて、理論と実践が結びつくってこういうことかーと実感できた。

  • BionとWinnicottと実践上での邂逅。それを繋ぐのは、Casement。独立学派のポジションをフルに使い、両者を実践から機能的に理論を再構築している。理論は患者との出会いで再発見される、という考え方は得心がいく。internal supervisorとinternalized supervisorの区別を元に、患者から教わる姿勢、知らないことに耐える姿勢を説く。

  • 読んでいて、ある人から言われたことを思い出した。

    自分を最大限利用しなければセラピーができない。抑え込もうとしてもうまくいかない。

    っていう内容だったけど、自分が教育分析を受けるきっかけになった言葉だった。

    開かれている、followしていくことは時として難しい。
    だって、人間だもの。

    それと同時に、やはり人は自分が落ちたところまでしかfollowできないように思う。その先を一緒に見るためには相当の覚悟とそれなりの対価が必要だろう…。

  • 非常に率直に自らの失敗なども書かれていて、説明も丁寧。わかりやすかった。借りて読んだので購入予定。

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