恥と自己愛の精神分析―対人恐怖から差別論まで

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  • 岩崎学術出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784753398096

作品紹介・あらすじ

精神分析における恥の議論とは、多くの関心の流れが交錯して次々と網目を作るところであり、恥の文化(辱めの文化)と言われる日本においてもともと盛んだった。ただし、その発生論は、恥に対して過剰反応する日本文化の外に出た方が民俗の神経症として見えやすい。本書では、米国の臨床体験を引用しながら、日本と米国が出会う場所として、恥の議論を展開している。

感想・レビュー・書評

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  • 日本文化に特徴的に見られるとされている「恥」。日本人の心性を紐解く上ではとても勉強になる内容。自己愛と対人恐怖との関連は自己愛研究において重要なテーマとなっている。

  • 第1部 恥と自己愛のイントロダクション(恥と対人恐怖の病理
    精神分析から見た対人恐怖 ほか)
    第2部 恥と自己愛をめぐる5つの精神分析的考察(恥と「過敏型」自己愛の病理
    「過敏型」自己愛人格障害における罪悪感とエディプス葛藤 ほか)
    第3部 恥と自己愛についての各論(臨床家の自己愛
    恥と生理学 ほか)

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著者プロフィール

1956年千葉県生まれ。1982年東京大学医学部卒業。東京大学精神科病棟および外来部門にて研修。1986年パリ、ネッケル病院にフランス政府給費留学生として研修。1987年渡米、オクラホマ大学精神科及びメニンガー・クリニック精神科レジデントを経て、1994年ショウニー郡精神衛生センター医長、カンザスシティー精神分析協会員。2004年4月帰国。国際医療福祉大学教授を経て、現在、京都大学大学院教育学研究科臨床心理実践学講座教授。医学博士。米国精神科専門認定医、国際精神分析協会、米国及び日本精神分析協会正会員、臨床心理士。
著書に『自然流精神療法の進め―精神療法、カウンセリングをめざす人のために』『気弱な精神科医のアメリカ奮闘記』『心理療法/カウンセリング30の心得』『恥と「自己愛トラウマ」―あいまいな加害者が生む病理』『自己愛的(ナル)な人たち』など多数。

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