深読み百人一首 31文字に秘められた真実

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  • 栄光出版社
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感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784754101718

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  • 百人一首の時代背景を知る意味の大事さを知らされた。題名通りの深読み。表面の言葉を追い求めては、いけない。こんな風に百人一首を解いてくれるとよく理解出来、作者も身近になる。

  • 百人一首をネタに、様々な裏話を話してくれるかんじ。
    知っていたけど、そうなんだと詳しくわかって面白い。
    持統天皇、西行、鎌倉右大臣こと源実朝、和泉式部が特に印象的。
    持統天皇は、うののさららの皇女。サラがジトーに変わったのは?天智天皇(中大兄皇子)の娘にして、天武天皇の妻。天武天皇は、百済の王子だったので、通訳などはとしてサラ姫を妻として帯同させたのだとか。日本書紀が中国語で書かれた理由にも。女性ながら大宝律令の制定など有能でありながら最期は、草壁皇子を天皇にするために大津皇子暗殺という汚点を遺してしまった。
    西行はマッチョ?荒法師文覚をも恐れさせるほど。
    北面武士は天皇の後ろで壁がわり。教養もなくてはならない存在だった。
    実朝は、鎌倉幕府三代将軍、和歌も見事。正岡子規も「歌よみに与ふる書」で大絶賛。生まれ変わるとしたら作者が源か平か、聞かれたら、平家。親子親族関係なく殺し合う源氏には入りたくないと。実朝28で猶子公暁に首を取られる。鎌倉は、宋の文化を取り入れた明治の横浜のようだった。
    和泉式部の歌の才能は天性のもの。大江雅致まさむねという中流貴族の娘に生まれだが、歌会に呼ばれるようになり、歌合の仲間たちが牛車や着物を仕立ててくれた。ファンクラブみたいなもののおかげなんだなぁ。

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