ファシズムと文学 ヒトラーを支えた作家たち (池田浩士コレクション3)
- インパクト出版会 (2006年6月30日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (457ページ)
- / ISBN・EAN: 9784755401657
作品紹介・あらすじ
我々のファシズムと対峙するために。ナチズムの何が人々の心情をとらえたのか。ファシズムの現場であるドイツ・ナチズムの文学表現と向き合い、その現場を直視するなかから抵抗の論理を探る。
感想・レビュー・書評
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ヒトラーが政権をとった1933年以降の、ナチズムを賞賛あるいは支持した文学について、作家たちと大衆の心理を分析していく。
冒頭にロランとビンディングの間接的なやりとり(つまりナチの賛否)についての簡単な話があるが、そこが理解しやすいので長い割にはすんなりと読めた。プロパガンダと全体主義について理解が深まると思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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