自治・分権と地域行政

制作 : 今川 晃  牛山 久仁彦 
  • 芦書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784755613067

作品紹介・あらすじ

本書は,地域行政のあり方を自治と分権の視点から解説する。また,分権改革から20年近くを経た現在の地域行政の全体像と取り組むべき課題を明らかにする。「地域行政」と題したのは,中央政府の行政に対して,地域には重層的なガバメントが存在し,厳然とした政治的空間の中心には住民がつくる自治体政府があると考えるからである。研究者のみならず自治体職員・市民のみなさんにも読んでいただけるように配慮した。
歴史的にみると,戦前の自治体は中央政府の下部機関としてとらえられ,中央政府の支配を強固なものとし,その政策を忠実に執行することが求められた。
しかし,そうした状況は戦後一新され,中央政府と自治体政府は対等な関係の下で国と地域社会の暮らしを支えることが期待された。ところが,戦後においても「官治集権」的な国−地方関係が存在し続けた。
しかし,1970年代に入ると,公害問題や都市問題への住民の側からの異議申し立てがなされ,自治体行政も政策開発や自主的な条例制定など,自治を強化する試みが活発になった。それは1980年代の「地方の時代」へと引き継がれ,1990年代には地方分権改革進められた。
本書は,こうした自治・分権の進展をふまえ,自治体行政の今日における問題点と課題を明らかに,今後の方向性を示す。

目次
はじめに(牛山久仁彦)
生活のなかの地方自治―地方自治を学ぶ意味―(今川晃)
第1章 地域行政の意義と都道府県・市町村(牛山久仁彦)
第2章 自治の原点としての町村(山岸絵美理)
第3章 自治体行政の統制と自治(今川晃)
第4章 自治体の再編成と広域行政(山岸絵美理)
第5章 協働政策と地域行政(牛山久仁彦)
第6章 コミュニティと自治(三浦哲司)
第7章 大都市における自治の論点と制度対応(三浦正士)
第8章 政策法務と地方分権(鈴木潔)
第9章 自治体政策の多様性とその展開(杉岡秀紀)
第10章 地域行政を支える自治体広報・広聴(増田知也)
第11章 自治体と危機管理(西村弥)
第12章 自治体議会の制度と改革課題(三浦正士)
第13章 住民参加と住民投票(藤井誠一郎)

感想・レビュー・書評

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  • 東2法経図・6F開架:318A/I42j//K

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著者プロフィール

今川 晃
同志社大学政策学部元教授
成蹊大学大学院法学政治学研究科博士後期課程修了
1954年愛知県生まれ。
日本行政学会理事,日本地方自治学会理事,日本協働政策学会理事,日本オンブズマン学会理事,などを歴任。
〈主要研究分野〉
行政学,地方自治論
〈主要著作〉
『個人の人格の尊重と行政苦情救済』(単著)敬文堂,2011年。
『自治行政統制論への序曲』(単著)近代文芸社,1993年。
『自治体政策への提言―学生参加の意義と現実―』(編著)北樹出版,2016年。
『地方自治を問いなおす―住民自治の実践がひらく新地平』法律文化社,2014年。
『地域公共人材をつくる』(編著)法律文化社。2013年。
『アジアのオンブズマン』(編著)第一法規,2012年。
『分権時代の地方自治』(編著)三省堂,2007年。
『自治体の創造と市町村合併』(編著)第一法規,2003年。

「2021年 『自治・分権と地域行政』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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