バカはなおせる—脳を鍛える習慣、悪くする習慣

著者 :
  • アスキー
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感想 : 48
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756147059

感想・レビュー・書評

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  • 脳科学おばあちゃんの旦那さんの話。
    バカは治せるってタイトルじゃなくて記憶力を鍛えるの方がいい気がしました。
    ちょっとした工夫が脳科学には良いってことですよね?

  • 通勤時間に目をつぶって片足立ち、ジョギング、音楽を聴く→脳に良い、記憶力を高める

  • はじめの方は、脳に良いことがどういうことなのかの説明でつまらなかった。後半は脳研究と認知症についての正しい洞察が書かれていてとても参考になった。

  • 確かに色々と工夫して努力すれば、ある程度は馬鹿じゃなくなるだろう。但し誰でも効果があるかというとそうではない

  • 各年代における、脳に良いこと悪いことが、専門化の目線からかかれてて、とても参考になる。
    走らな。

  • ●読むキッカケ
    ・トライアスロンをするにあたって、運動の効能を確かめるため

    ●サマリー
    ・特に無し。体系的なものではないため。

    ●ネクストアクション
    ・特に無し。楽しく運動しましょう。

    ●メモ
    ・美味しいものを食べるということは、脳に良いこと
    ・運動をする中にあっても、5感を意識すると良い
     L単調なものにせず、色んなインプットをすると良いのだろう
     L臭いとか
      Lそうすると、排気ガス臭い道路は走れなくなるそう
    ・NO-GOをきちんと出来るようにする
     L●●するべきではない、ということをきちんと伝えること
     L最近の子は、こういうのを教わらずに育つ嫌いがあるということ。
     Lそして、守ったらちゃんとご褒美を上げるようにすること。

  • タイトルはちょっと軽い感じですが、いたってまじめな脳科学の本です。著者は日本における脳研究の第一人者。脳科学ブームで脳を鍛えるドリル類を含め、たくさんの脳関係の本が出版されていますが、かなりいい加減なものもあるようです。そのあたりはよく吟味して自分の生活に取り入れていかないと、それこそバカを見ます。さて、最先端の脳研究を通して著者が脳のために良いと言っていることを紹介します。一つめ、良いことをしたらほめるのは当たり前ですが、「やってはいけないことをしなかった」ときにもちゃんとほめて上げるのが大切。結局、ほめることで脳の神経回路が強化されるようです。「してはいけないことをしなかった」ときにほめることで、がまんのできる人に育つというのです。二つめ、走るのが脳に良いらしい。走っているときに前頭葉(考える場所)が良く働くのだそうです。歳をとってからでも走るのはいいそうです。ただし、こけて骨折はやめてください。寝たきりは脳に良くない。三つめ、ゲームでもロールプレイングゲームは結構いいそうです。いろいろ覚えて、覚えたことを使いながら前に進むというのが良さそうです。四つめ、食べ物でいまのところ唯一脳に良いと言えるのはダイズだそうです。ダイズに含まれるダイズレシチンが記憶力を高めるというアセチルコリンを活発に合成するのだそうです。五つめ、規則正しい生活をすること。特に受験前などは、試験の時間帯にちゃんと脳が働くように、事前にその時間帯にしっかり勉強するのが良いそうですよ。最後に、なんらかの原因で一部の脳の細胞が死に、身体的な障害が出たとしても、上手にリハビリをすることで、かなり良くすることができるそうです。死んだ細胞は生き返りませんが、脳の別の部位の細胞がその肩代わりをして働くようになるのだそうです。それと、最近よく、高次脳機能障害という言葉を目にしますが、それは高次の脳機能障害であって、高次脳の機能障害ではありません。だいたい、高次脳という言葉はないのだそうです。

  • 脳を扱った本、なかでも「脳にいい」なんて記述があるものは反射的に「あやしい」と思ってしまう。でもまあこれは後半にそういった変な脳論の批判もしてたし、大丈夫なのかなあ。権威だし。
    とはいえ、やはり一抹のあやしさは拭いきれない。

  • 運動かぁ・・・(遠い目)

  • ・快感を起こす刺激が脳を発達
    ・運動;「記憶し、思い出し、比較する」
    ・規則正しい生活
    ・片足立ち
    ・嫌だなと思わないこと。
    ・営業中心だと移動中に極力「記憶し、思い出し、比較すること」
    ・大豆
    ・ダンスはそこそこいい
    ・ワーキンメモリを鍛える。神経衰弱・RPG。
    ・No-Go 我慢してやってご褒美。これが脳を発達させる。
    ・ランニング。「記憶し、思い出し、比較すること」。
    ・音楽を聞く


    本ばかりを読んで人と話さないと、話す能力と同時に話を理解する能力も衰える。
    本で鍛えられるのは認知能力(外界の情報を能動的に処理する/知覚・推理・判断・記憶の能力)
    →これ大学教授がいい例だよね。
    対してワーキングメモリ
    運動野と関係がありそう。短期記憶。


    ほめられるというのは、脳にすごくよい
    ほめられうると中濃皮質辺縁系が働いて、快感が伴い、物事を積極性にこなす人間になっていく。
    相手をくよくよさせると、ワーキングメモリーの働きや、前頭前野の他の大事な働きが衰え、相手は
    どんどんバカでまぬけになります。ほめられながらやる気を出させるとか、最後にほめ言葉を容易して
    おいてしかるうとか、ごほうびを用意してあげて何かを我慢させるとか
    会話において大事なのはワーキングメモリ

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著者プロフィール

1932年、大阪生まれ。京都大学名誉教授、医学博士。1957年に東京大学医学部卒業後、同大学院に進学。当時、脳研究の第一人者であった時実利彦教授に師事し、脳神経生理学を学ぶ。大学院3年目に米国・オレゴン州立医科大学に留学。J・M・ブルックハルト教授のもとで、脳科学における世界最先端の研究に従事。帰国後、東京大学大学院を経て、1967年に京都大学霊長類研究所神経生理研究部門助教授に就任。1973年、同教授に就任し、同研究所所長を歴任する。1996年、定年により退官、同大学名誉教授に就任。その後、日本福祉大学情報社会科学部教授、同大学院教授を経て、2007年より国際医学技術専門学校副校長に就任、現在に至る。特定医療法人大道会・森之宮病院顧問。日立製作所中央研究所(旧基礎研究所)顧問。ブレインサイエンス振興財団理事。2011年、瑞宝中授章受章。
朝4時半起きで仕事をする「朝活」を50年以上実践。ジョギングは30年以上、毎日続けている。
著書に「天才脳を鍛える3・4・5歳教育」(大和書房)、「あなたの脳が9割変わる! 超「朝活」法」(ダイヤモンド社)など多数。

「2016年 『くぼた式0ヵ月~12ヵ月の 脳を鍛える育児ダイアリー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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