- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784756244017
作品紹介・あらすじ
乙女とユニコーン、空飛ぶペガサス、天使と悪魔…美しい神々のロマンスからシェイクスピアの悲恋まで。「見えないもの」への夢とあこがれ。
感想・レビュー・書評
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西洋の絵画を物語とともに見ることができる。西洋画は物語知っていることを前提に描かれているため、このような本はありがたい。絵画がどんな場面を描いたものかを知ることで、より深く鑑賞することができる。
挿絵画家としても有名なラッカムの絵もあり、幅広くファンタジー絵画を堪能できた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いつまででも眺めていられるとても美しい一冊。
むかし大学で勉強したことを思い出しつつ、そういえばどこかの美術館で見かけた絵だなと思い出しつつ、じっくりうっとり眺めて楽しめました。
自分の手元に置いておきたいので、図書館に返却した後で本屋さんに行かなくては。 -
ウォーターハウスの描く女性が個人的に一番すきなんですけど、「頼りない、弱々しい」って言われてるの読んで(そうか・・・私の性癖は確かに儚げな女性萌えだ・・・)と再認識した・・・あと水属性萌え。
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ギリシャ神話やヨーロッパの伝承を大量の絵画で示しながら解説している本です。特に1800年以降の絵画はとても美しく、まるで映画のワンシーンのように写実的でドラマチックなものが多いです。不気味だけどキレイなものをながめるのが楽しいと思う人におすすめです。(ばじる)
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あらすじ(Googleより)乙女とユニコーン、空飛ぶペガサス、天使と悪魔...美しい神々のロマンスからシェイクスピアの悲恋まで。「見えないもの」への夢とあこがれ。
神話や聖書の物語を美しい絵画と一緒に知ることができる。楽しい。
特に登場頻度が高かった、ジョン・ウィリアム・ウォーターハウスのファンタジーでミステリアスな絵が好みだった。
ユニコーンやペガサス等、不思議な生き物たちが象徴しているものを知るのも楽しい。
次に物語を読んだときにこの生き物たちが登場したら見る目が変わってくるね。 -
ヨーロッパの神話、伝説を描いた絵を紹介しています。ギリシャ神話、聖書の世界、ケルト、北欧神話の他に神話やファンタジーの絵を描いた画家達、さらにその絵に描かれている象徴としての怪物や乙女も特集されています。神話を描いているだけに、正に神秘的な絵が多く、見応えがありました。
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・海、湖、川には水の妖精がいると信じられた。世界中にその話はあるが、その妖精たちは美しい女性であると私たちは想像するのを好んでいる。しかし水の女の物語は、悲しい結末が多い。なぜなら、水の世界は私たちの陸の世界とは別だからである。水の女は異界の女であり、どちらかの世界を捨てなければ、一緒にはなれないのだ。
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/770418