ヨーロッパの装飾と文様

著者 :
  • パイインターナショナル
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本棚登録 : 307
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756244284

作品紹介・あらすじ

豊かな「形」が織りなす、装飾の花園へ。古代文明からゴシック、ロココ、アール・ヌーヴォー、アール・デコなど、18の様式における装飾・文様の歴史と構造、74のモチーフを詳しく解説。

感想・レビュー・書評

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  • モノの外面を飾る装飾。
    その歴史と様式、ヨーロッパの文様の種類を解説する入門書。
    第1章 装飾文様の歴史 様式の構造と伝播
                     ・・・エジプト~アール・デコ。
    第2章 装飾文様の形・・・幾何学文様、植物文様、動物文様、
              昆虫文様、ファンタジー文様。モチーフ74種。
    第3章 装飾文様の展開・・・迷路文、紋章学、本、絨毯、宝石等。
    索引、作品クレジット、参考文献有り。画像はオールカラー。
    最近の海野氏の本は装丁が素晴らしく、凝っています。
    この本も表紙全体が装飾で余すところなく覆いつくされています。
    簡潔な文章で歴史や様式の基本が綴られ、地域や文化の繋がりも
    わかります。装飾文様の種類も同様で、豊富です。
    何といっても画像の量!
    建物の内外、タペストリーから絨毯、壁紙、絵画、彫刻、書物、
    服飾、書物等、幅広く紹介され、一目でわかるものを選択。
    その鮮やかさに目が奪われ、思わず堪能(^^♪
    装飾の基礎知識であり、目でも楽しませてくれる本です。

  • 勉強になるし、装丁が美しい。いつまでキラキラしたまま持っていられるかな、大事に読もう、と意気込んで開いてしまう。
    アール・ヌーヴォー紋様にやはり心惹かれる。

  • カリグラフィーの資料として購入。元々ヨーロッパ文化が好きなので読み応えがありました。個人的にはウィリアムモリスが好きなので、関連ページは熟読。また新たに欲しい本も出てきました。本の装丁が素敵でした。

  • 模様は、エジプト文明を発端に、ギリシア、ローマで確立され、シルクロードを通って各地にその根を伸ばし、自国の者として発展していった。もちろん自国発の模様もありますが、そんな風に、「私たちは繋がっている」って思えるものがあるのは、私たちを強くしてくれる気がする。

    分かり合えるものがあるって、根柢で分かち合えるものがあるってこの発見は、私にとって本当に、嬉しくて価値のあることです。

  • 素晴らしい!!
    模様・様式の歴史がぎゅっとまとめられ、一冊で大枠を知ることができる。
    前々からヨーロッパのスタイルが好きだったけど、ずっと理由は曖昧で、ぼんやりとしたままだった。
    でも、これを読んだことで、私はどの時代の、どんな様式の、どんな起源のあるものが好きなのか、なぜ、私はそれを好きだと感じるのか、この本を通してはっきりと知ることができた。
    大収穫。

    メモ、
    やっぱり私は19世紀末。アール・ヌーヴォーがたまらなく好きだ。好きな理由も見えた。
    ジャポニズムの影響を受けた、扇などのモチーフ。
    生きていて成長していく、つる草のような曲線。

    17世紀のフランスバロック、19世紀のヴィクトリアンが、思いのほかすごく好きだった。

    私は、植物(風景)にまつわる模様や曲線が強い好きだ。
    =写実的模様(具象)リアリズム

    男性的な模様(フランスバロック)やモチーフ(ユニコーン)に惹かれる。

    本は小さな建築、という言葉。

  • 美術

  • これまで装飾は様々な場所、時代をかけて、
    多くの人に愛されています。
    そんな装飾を地域や種類に分けて詳しく説明していきます。

    私は78、79ページのところがおすすめです!
    この時代の建築ってとても素敵ですね!

  • 表紙が好き。

  • その名の通りヨーロッパの装飾と文様の便覧的な本で、装飾史として起源と様式の推移、装飾につかわれるモチーフたちの解説、装飾文様の展開(装飾が発展した舞台/メディアとしての装飾"されるもの"にどんなものがあるのか)、の三部構成。
    網羅的・簡潔な編集かつ装飾文様に対する豊かなまなざしを持って書かれていて、アメージングな数々の図のみならず、解説もわくわく読めて楽しい。
    ただその分、各項目に頁が割けないので、「これについてもっと知りたい!」「こことここの比較をもっとはっきり見たい!」とじらされる気分になる。気になったところに各自で足を踏み入れよ、と手招きされている感じ。
    あとは是非シリーズ化してアジアとかアフリカなど西欧以外の装飾の本もだしていただきたいよー。

  • 見てるだけで楽しい。各文様についての紹介はもう少し詳しくてもいいと思った。このシリーズは装丁も楽しみ。

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著者プロフィール

1939年東京生まれ。評論家、作家。早稲田大学ロシア文学科卒業。平凡社に勤務。『太陽』編集長を経て、独立。

「2021年 『ロンドンの誘惑 1970's ロンドン・カルチャーの世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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