- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784756247346
感想・レビュー・書評
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海のそばに、
窓一面に美しい夕焼けを映し出す
木造平屋の喫茶店がある。
丘の上には
明治時代にタイムスリップしてしまったかのような
瀟洒な洋館がある。
それぞれの場所で、静かにお茶を飲んでいるシーンを想像するだけでたまらなく幸せな気分になれるのだ。
行ったことはないけれど、
この先行くこともないかもしれないけれど
こんな素敵な空間が日本のどこかにあるのだと思うだけで
なんだかうれしい。 -
タイトルの通り、全国の素敵な建築物の喫茶店を紹介した本。内容はほぼ写真集。
明治期から昭和初期に建てられ、運良く残されたり修復されたりした歴史ある建物は観ているだけでもうっとりする。そこに喫茶店、カフェという人が集い安らぐ場をもうけているので、極上の空間。北は北海道から南は長崎まで全31か所の店舗は何れも素晴らしく行って見たい気にさせられる。
ただ全国とはいってはいるが、掲載地域に若干偏りがみられるのと、掲載順が基本は北から南にはなっているが、一部はそうでもない順になっていたりと、書籍の完成度としては、ちょっと雑に感じてしまう点が残念。 -
重要文化財が喫茶店になっている。
建築物が大好きで喫茶店も大好きな私にとって、この本はわくわくが止まらない。
学生がコーヒー一杯で粘ってるようないまどきのカフェではない。この喫茶店で時間を過ごすためだけに、青森やら神戸やらに行きたいと思わせる。藤田記念庭園は店内に満る空気さえ感じられる美しさ。 -
古き良き邸宅とか教会とかをカフェにした贅沢な空間の喫茶店集。
行ってみたいところが結構あってよかった。
長楽館(丸山公園)、三菱一号館美術館、TOOTHTOOTH(兵庫)が特に好みだった。 -
図書館にて
こういうところでゆっくりコーヒーを飲む時間を過ごせると良いなと妄想。とりあえず行きたいところはメモした。 -
230323.13
主に太平洋側の喫茶店。
旅行に行きたい気持ちが溢れる。
今度大阪に行くので、載っていた喫茶店行ってみたいな。
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学生時代はアルバイトで古い建物の改修に携わっていたので、上手く活用されている事例を見るだけで嬉しい気持ちになります。 -
ミニコメント
全国の美しいい建築の喫茶店やホテルのラウンジを写真で紹介。美味しい珈琲と美しい建築を実際に足を運んで楽しんでみては?
桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/587131 -
明治・大正~プレモダンあたりまでの建築が好きだ。
写真が豊富とは言い難いが、肝心なところは押さえてあり、簡単な解説と一緒にサクっと読める。
また行ってみたい場所が増えてしまった。
「大阪市中央公会堂」の頁で、岩本栄之助さんを知ったが、志のある興味深い人物だった。
自分がもし大金持ちだったら、この方のように文化財など公共性の高いものに資本を投じたいと常々思うが、まー、まったく叶わぬ(涙) -
「美しい建築の写真集:喫茶編」https://pie.co.jp/book/i/4734/ みた。メジャーどころが多かったけど何にしろ美しいものはすばらしい。文化的な建造物を再利用したり個人資産を活用したり、今でも使っている、という点がいいな。わたしは懐古主義では全然なく、ただ残すより使ったらいいといつも思う(おわり