ブリューゲルの世界-目を奪われる快楽と禁欲の世界劇場へようこそ-

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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756253781

作品紹介・あらすじ

拡大で見る!《バベルの塔》の画家ブリューゲルの58作品!

16世紀にオランダで活躍したブリューゲル(父)。ヒエロニムス・ボスの奇怪な図像と風景美を学び、名も無き民の日常ドラマを細密に描きました。本書は多数の拡大図版で、その並外れた技術・知性・ディテールに託された意味と関連性を読み解く、ブリューゲルに最も迫る1冊です。

「…たとえ頑固でしかめ面の鑑賞者であっても、彼の絵を前にすると、少なくとも口角が上がるかにやりとせずにはいられない。」(『カーレル・ファン・マンデル「北方画家列伝 注解」』

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〈ディテールを8つのテーマから見る〉
・世界を見る
・騒々しい世の中
・美徳と罪
・怪物と魔物
・喜びに満ちた収穫
・目に見える機知
・顔 そして 感情
・生きる歓び

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〈日本語版の特典〉
・画家だらけのブリューゲル一族をわかりやすく図解した家系図
・ブリューゲル(父)の生涯を追った年表
・ブリューゲルとフランドル絵画をより深く知るための日本語参考文献
・関連画家、技法の用語解説

感想・レビュー・書評

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  • ブリューゲルの素描、油絵など58点について主題別に集めて解説。図版の拡大写真が載っているのでちょっと見には気づかない画面がみられるのがよい。それにしても人間の行いの細かい場面がちりばめられている。ブリューゲルは拡大して見ると、よりおもしろいのがわかる。

    内容は、世界を見る、騒々しい世の中、美徳と罪、怪物と魔物、喜びに満ちた収穫、目に見える機知、顔そして感情、生きる喜び。

    ブリューゲルの年表と、家系図が冒頭にある。

    表紙は「バベルの塔」1568年頃? ロッテルダム、ボイマンス・ファン・ビューニンゲン美術館蔵。
     「バベルの塔」1563年のウィーン美術史美術館蔵のもある。こちらのはもっと低くて白い。


    2020.12.15初版第1刷 図書館

  • ー神は細部に宿る
    ブリューゲルさんの絵の「一部」を
    拡大して
    あぁでもある こうでもある
    と 博覧強記に
    述べておられる好著

    ブルューゲルさんの絵の中に
    籠められている
    寓話的な物語も
    さることながら
    当時のネーデルランドの伝わる
    史実と様子が
    それはそれは
    おもしろおかしく
    興味深く
    たっぷり語ってくださっている

    改めて
    ますます
    ブルューゲルさんは
    面白い!

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著者プロフィール

1962年生まれ。ブリュッヘ美術館館長(2001-2014)を経て、アントワープ王立美術館館長(2014-2020)。2007年にスペインでこれまで知られていなかったブリューゲルの油絵を発見。さらに2012年にも、これまで未公開だったドローイングをブリューゲルのものと結論づけ、ネーデルラント絵画研究に大きな貢献をした第一線で活躍する美術史家。

「2020年 『ブリューゲルの世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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