366日 風景画をめぐる旅

著者 :
  • パイインターナショナル
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本棚登録 : 521
感想 : 24
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756254450

作品紹介・あらすじ

出かけよう、美しい絵画の旅へーー。1日1作品、風景画の名作を楽しもう!

花が香り咲く春、夏は舟遊び、秋は紅葉が野山を彩り、冬は美しい雪景色…。モネ、ルノワール、ゴッホ、クリムトなどの巨匠たちの名作から、北欧やロシアなどの知られざる作品まで、1日1点、366の風景画を収録。楽しくわかりやすい解説で、絵画の見方や知識も身につきます。

感想・レビュー・書評

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  • 美術方面にはあまり関心を寄せてこなかったので絵の見方とか全然わからないのだけど、5552さんのレビューに風景画を旅するように眺めるって素敵だなぁと、またコメントをやりとりさせていただいて1枚の風景画から無限に広がる世界を感じられるんだということを教えていただき、ワクワクしながら本を手にとった。

    とても素敵な本だった。
    366日分の美しい絵画の旅。
    その重みをずっしりと感じながら、まずはわたしの誕生日の風景画を眺める。
    ジョン・アトキンソン・グリムショウ「月光の中の人影」。夜景や夜空、夜の風景が好きなわたしにはぴったりだった。
    木々に隠れた月が放つ光。浮かび上がる人影。夜でありながら夜でないような空の色。その夜空には星がひとつ。不思議な雰囲気が漂う、まるで小説の一場面のような絵。

    何度も繰り返しページをめくっているうちに、わたしはどうやら風景画に関しては写実主義的な画家の絵が好きなんだということに気づいた。
    空想好き、ロマンチック派のわたしなので、光によるさまざまな世界をとらえた、モネやルノワールなどの印象派の絵が好みだと思い込んでいたのでこれは意外だった。

    なかでも自然主義的な風景画や農民画を写実的に描いた「バルビゾン派」の画家たちの絵にとても惹かれた。
    そして知ったのは、自然の美を描いた「バルビゾン派」の姿勢が「印象派」の光の表現につながっていったってこと。
    そうだったんだ。もしかしたらわたしが好きなのは写実主義とか印象派とか、そういうことじゃなくて、心惹かれたバルビゾン派から印象派へと受け継がれる光の描きかたが好きなのかもしれない。

    バルビゾン派の画家たち。
    ジャン=フランソワ・ミレーの「春」。
    黒い雲で覆われた空に架かる虹。でもよく見るとその向こうには青空が広がっていて。雨あがりだろう、空の下には遠く小さく描かれた人。手前には畑。
    それらの自然の風景に神秘さを感じ、泣きたくなるのはなぜだろう。
    この絵の解釈をネットで少しばかり拾い読みしたのだけれど、ひとつひとつのモチーフに込められた意味を知り驚いた。
    そうか、絵とはこんなにも画家の想いが込められているものなんだ。絵画を観賞することの奥深さに感嘆する。
    シャルル=フランソワ・ドービニーの「日当たりのよい小川のある風景」や、ジャン=バティスト・カミーユ・コローの「モルトフォンテーヌの思い出」。光と影が織り成すのは神聖なる雰囲気。この静寂な世界にじっと留まりたくなる。

    そんななかでもテオドール・ルソー「リル=アダムの森の並木道」には目が離せなかった。
    わたしは森に吸い込まれる。木々、牛飼い、牛たち。絵に描かれた全てのものたちが、わたしの目の前で動きだす。森の匂い、木々のざわめきにハッとする。
    テオドール・ルソーの描く森の絵にはとても惹かれた。もっとルソーの描く森を眺めてみたい。

    見たこともない美しい世界に癒された。神秘さに胸を高鳴らせた。ときにはゾワゾワと背筋が寒くなるよう風景もあったけれど、そこから広がる物語の世界を想像すると、とても楽しかった。
    幸せな絵画の旅だった。

    • 地球っこさん
      5552さん、ただいまー!
      はぁ、まだまだ現実に戻りたくなかったですよ〰️

      素敵な本を紹介してくださり、ありがとうございました。

      ふふふ...
      5552さん、ただいまー!
      はぁ、まだまだ現実に戻りたくなかったですよ〰️

      素敵な本を紹介してくださり、ありがとうございました。

      ふふふ、ほんとにね、画家のみなさんも驚いてることでしょう。
      わたしは知らない画家さんが多くて、その方たちの絵にとても惹かれちゃったので、すごく新鮮でした。

      ゴッホは「星月夜」気になります。いいですよね。ゴッホの青は好きです。

      以前読んだ本に、宮沢賢治は電波にとても興味を持っていて、「光は粒子である」と考えていた。
      「光は粒子であり、波である」ということを心象でとらる賢治にとって、一文字を粒子とするなら、その集合系である詩は波だった。
      『春と修羅』の詩の一部には視覚的な波がつくりだされている。

      また画家ゴッホも光に対する感受性は飛び抜けていて、波打つ糸杉もうずまく日輪も絵の具という粒子によって描いた光の波のようだ……みたいなことが書かれていました。

      それからゴッホのグルグルした夜の空を見ると、あの渦巻きは光の粒子が波となってるんだなぁと想像するようになりました。
      ゴッホも宮沢賢治も、わたしたちとは違うものが夜空に見えていたんでしょうね、きっと。

      あとわたしはクリムトの「接吻」とか、9歳の少女を描いた「メーダ・プリマヴェージの肖像」が好きなのですが、そんなクリムトが風景画を描いていたことにびっくりしました。

      いろんな発見をさせていただき、本当に楽しい読書でした。
      5552さん、ありがとうございました(*>∀<*)
      2022/02/07
    • Reyさん
      地球っこさん
      こんにちは、いつも「いいね」ありがとうございます。
      私も5552さんのレビューからこの本が気になっていたところ、地球っこさんの...
      地球っこさん
      こんにちは、いつも「いいね」ありがとうございます。
      私も5552さんのレビューからこの本が気になっていたところ、地球っこさんのレビューも拝見して、読んでみたくなりました。
      本が手に入ったら、自分の誕生日の風景画をワクワクしながらめくってみようと思います!
      (横から失礼いたしました)
      2022/02/11
    • 地球っこさん
      Reyさん、こんにちは。

      こちらこそいつもありがとうございます。

      とても素敵な本でしたよ。
      5552さんに感謝です。

      ブクログって、ブ...
      Reyさん、こんにちは。

      こちらこそいつもありがとうございます。

      とても素敵な本でしたよ。
      5552さんに感謝です。

      ブクログって、ブク友さんを通じた本との出会いがあるから楽しいですよね。
      なんというか読書部の仲間からのオススメって感じかな?ブックガイドから読みたい本を探すのとはちょっと違う、身近さを感じるというか。
      「読みましたよ~」と感想を言いあえるのがいいなと思ってます。

      この本を読んじゃったら、風景画の魅力にハマること間違いなしです。
      そして、ふふふ、自分の誕生日の風景画って気になりますよね~

      ワクワクしながらめくっちゃってくださいませ♪
      2022/02/11
  • これは所有したくなるアートブックですね!
    極上のアート水先案内人、海野弘さんの解説とともに、西洋の風景画を旅するように眺める。
    その数366枚。
    この本を借りてきてまず始めにやったことは、自分の誕生日の日のアートのページを、ドキドキしながらめくることでした。
    その後もふと思いついたときに、パカッと開き、パラパラとめくり、気が向いたら解説を読んで、と、自由に読み進めています。

    月の始めの扉には、その月にふさわしい詩が掲げられている。ひと月ごとにベースの紙の色も変化し、横からみるとまるで虹のようです。

    掲載されている画家は、ルノアール、モネ、ゴッホ、ルソー、など、超有名な画家から、あまり名の知られていない画家まで、多彩なラインナップ。

    表紙の絵はルノアール。
    よく見ると小船に乗ったお嬢さんがたが、こっちを向いていますね。
    ルノアールが自分たちを描いているのに気づいたんでしょうか。
    この二人の視線を追うことで、絵の枠外の、ルノアール自身の存在を強く感じます。

    他にもシリーズがある。

    • 5552さん
      地球っこさん、おはようございます♪

      やっぱり自分の誕生日のアート、気になりますよね!
      素敵な風景画ばかりで、知らない土地に旅に行った...
      地球っこさん、おはようございます♪

      やっぱり自分の誕生日のアート、気になりますよね!
      素敵な風景画ばかりで、知らない土地に旅に行った気分になれました。

      ところで、こちらご存知でしたか?
      ブクログの2021ベストユーザーアワードで地球っこさんがSILVER賞に選ばれてましたよ!
      https://booklog.jp/best-user/2021/index.html
      おめでとうございます!
      2022/01/29
    • 地球っこさん
      5552さん
      おはようございます♪

      「ルノアールが自分たちを描いているのに気づいたんでしょうか。」
      この5552さんの表紙の絵についての1...
      5552さん
      おはようございます♪

      「ルノアールが自分たちを描いているのに気づいたんでしょうか。」
      この5552さんの表紙の絵についての1文に、風景画のなかの世界に妄想が広がって、とても興味がわきました。

      絵の見方はわかりませんが、それでも描かれた美しい風景をじっくりと眺めて楽しみたいと思います(’-’*)♪
      もうすでに風景画に虜になってしまう予感がしてます。

      それからベストユーザーアワードの件、教えてくださりありがとうございます!
      わたしもつい先日知りました。
      わたしにとってブクログは、「好き」という気持ちを気兼ねなくおもいっきり出せる唯一の場所なんですよね。
      好きなもの(今は韓国ドラマですが)にはつい妄想が暴走してしまう感想レビューに、あとで恥ずかしくなっちゃうのですが……(^^;、

      今年も5552さんの素敵なレビューに、気づきを与えていただいたり、ドキドキワクワクさせていただいたりできること楽しみにしてます!
      ありがとうございました。
      2022/01/29
    • 5552さん
      地球っこさん、こんにちは♪

      風景画も若い頃はあー、花ね、雪ねー。みたいな感じで全く魅力を感じなくて…。
      でも最近は、一枚の風景画から...
      地球っこさん、こんにちは♪

      風景画も若い頃はあー、花ね、雪ねー。みたいな感じで全く魅力を感じなくて…。
      でも最近は、一枚の風景画から、その風景を描いた画家の想いや、その時代のこと、そこに描かれる、確かに生きていた人々のことなど、無限に広がる世界に圧倒されます。

      地球っこさんの「好き」のパワーはタブレットの画面越しからもしっかり伝わってきますよ。
      ブクログレビューを書いていると、妄想が暴走しちゃうのもよーく分かります。
      私もお仲間かもしれません。

      地球っこさんの、「好き」がキラキラあふれているようなレビュー、今年も楽しみにしています!
      2022/01/29
  • 5552さん、地球っこさんがきっかけで手に取った本です。

    本書を読み、「ロシア人画家ってこんなに多くの風景画を描いてたんだ!」という感想を持ちました。(著者が早大ロシア文学科卒だから、多めの選定だったのか?)

    各月で気になった絵を列挙してみると、自分の好みを発見できて面白かったです。

    私の場合、本書で初めて知った画家ですが、「アレクサンドル・ゴローヴィン」と「ニコライ・ドゥボフスコイ」というロシア世紀末「銀の時代」の作風が気に入りました。
    アレクサンドル・ゴローヴィンは、舞台美術家で成功し、空間を豪華に演出するのを得意としていたようです。
    私の憶測ですが、ロシアはバレエ文化もあり、舞台の大道具の1つである背景幕から、油絵の風景画へ発展する素地があったのかもしれません。

    そしてもう1人、「ヴィヤール」の繊細な画風が好みです。下地の茶系統を隙間から見せつつ、その上から有彩色を乗せている画風がグラフィック的でオシャレです。一見すると暗い色相ですが、実物の絵画を見ると明るく優しい日差しを感じます。

    ちなみに、4歳児の我が子も夢中で本書を読み、親子で好きな絵を語り合って楽しい時間を過ごせました。子どもは、薔薇色に描かれたセルギイ大修道院の絵と、オックスフォードのお花畑の明るい色が好みだったようです。

    以下、個人的に好みだった絵です。
    ---------------------------------
    1月:
    アンリ・ル・シダネル
    「花火、ヴェネツィアの冬の朝」

    2月:
    ニコライ・ドゥボフスコイ
    「冬のセルギエフ・ポサードの至聖三者聖セルギイ大修道院」

    3月:
    フェルディナント・ホドラー
    「シュヴァルツェ・ルチネ川」

    4月:
    アレクサンドル・ゴローヴィン
    「白樺(シダレカンバ)」

    5月:
    チャールズ・エドウィン・フラワー
    「オックスフォード、イースト・ヘンドレットのキングス・マナー・ガーデン」

    6月:
    エドゥアール・ヴィヤール
    「ヴァンティミーユ広場」

    7月:
    エドゥアール・ヴィヤール
    「広場」

    8月:
    カール・ラーション
    「ザリガニ釣り」

    9月:
    ジャン=フランソワ・ミレー
    「星の夜」

    10月:
    フェリックス・ヴァロットン
    「シェルマットの景色」

    11月:
    アレクサンドル・ゴローヴィン
    「パヴロフスクの景色」

    12月:
    ボリス・クストーディエフ
    「クリスマス・マーケット」
    ---------------------------------
    ※巻末で画家ごとに索引がまとめられており、見やすい構成でした。

    • 地球っこさん
      Reyさん、こんばんは☆彡

      うわぁ、わたしの好きな絵にも注目してくださったんですね。なんだか嬉しいです、ありがとうございます♪

      Reyさ...
      Reyさん、こんばんは☆彡

      うわぁ、わたしの好きな絵にも注目してくださったんですね。なんだか嬉しいです、ありがとうございます♪

      Reyさんのお好みの絵を眺めてみると、わたしもロシア世紀末「銀の時代」の作風が、今日はとても気に入りました。
      とくに2月の「冬のセルギエフ・ポサードの………」と4月の「白樺」です。
      「白樺」は解説のとおり、本当に露台から誰か登場しそうな舞台のよう。
      Reyさんのおっしゃるとおり、ロシアの風景画はバレエ文化も関係したのかもしれませんね、なるほどです!

      こちらこそ、今後とも宜しくお願いします♡
      2022/03/28
    • Reyさん
      5552さん

      おはようございます、コメントありがとうございます!
      そうですね、読書の輪が広がっていくのが楽しいです♪レビューのおかげで、新...
      5552さん

      おはようございます、コメントありがとうございます!
      そうですね、読書の輪が広がっていくのが楽しいです♪レビューのおかげで、新しい本に出会えるので本当にありがたいです。

      5552さんのレビューの表紙の絵について、視線の向きから想像する物語の考察が素敵でした。
      今後ともよろしくお願いします!
      2022/03/29
    • Reyさん
      地球っこさん

      おはようございます。
      地球っこさんも含め、皆さんのお気に入りの絵のレビューを読むと、「そう言う視点があったのか」と新鮮な気持...
      地球っこさん

      おはようございます。
      地球っこさんも含め、皆さんのお気に入りの絵のレビューを読むと、「そう言う視点があったのか」と新鮮な気持ちになりました。
      マイナーなロシアの風景画について、本書で知れて大きな収穫でした!
      2022/03/29
  • 原田マハさんの本で、絵画に興味を持ちました。凄くボリュームのある本で、読むと言うより絵の鑑賞をする本ですが、絵の中に広がる風景や、音や匂いまで伝わってくるようで、呼びかけたら絵の中の人物が振り向くのではないかと思うような感覚になります。

    • アールグレイさん
      こんにちは、bomayuさん!
      ・・・・この本は、きっと癒されますね(-_-)
      ホームステイの今、例年なら実家へ行くのに・・・と思ってしまい...
      こんにちは、bomayuさん!
      ・・・・この本は、きっと癒されますね(-_-)
      ホームステイの今、例年なら実家へ行くのに・・・と思ってしまいます。本でも読んでるかァという感じでしょうか。市内にあるイトーヨーカドー内の本屋さんは閉まっています。え~ッ!という感じです。駅前の本屋は、同じ位の面積ですが開いています。路面店だからでしょうか。bomayuさんは神奈川?私の記憶違いだったらごめんなさい。
      o(^-^)o
      2021/04/30
    • bomayuさん
      ゆうママさん、こんにちは。はい!神奈川です。東京を中心に大型商業施設はあちこち閉まってます。ご実家に帰れないのは残念ですね。素敵な本をたくさ...
      ゆうママさん、こんにちは。はい!神奈川です。東京を中心に大型商業施設はあちこち閉まってます。ご実家に帰れないのは残念ですね。素敵な本をたくさん読んで下さい。私も読書のステイホームGWです。
      2021/04/30
  • 毎日一ヶ月分めくっていって一週間。
    7月まできました。
    どの絵も素敵。添えられてるコメントも短いけどじっくり絵を観察できる素敵なものばかり。

  • このシリーズいろいろ出ていてどれも手元に置きたいくらいだけど、そうもいかず・・・。大好きな風景画がテーマの一冊を購入。棚に飾って、寝る前とかに見ている。ロシア方面など知らなかった画家とも出会えてたのしい。

  • とても美しい風景画の数々。
    自分や家族の誕生日の絵画を見るのも楽しいです。

  • やはり風景画は癒される。1月から月ごとに季節の移ろいが色彩がやさしく包む。

    今回も初めて知る画家がたくさんいた。

    フリッツ・タウロヴ(1847-1906)ノルウェーのオスロ生まれ。1月23日「シモア川の冬」では両岸雪の川でボートを漕ぐ女性の絵。半分がの濃紺の川でこれがとても冷たい感じが迫ってくる。このボートの人、まちがって落ちたらどうなるんだろう、と心配してしまう。

    カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ(1774-1840) フリードリヒは好き。ドイツのバルト海に面したグライフスヴァルトに生まれる。ドイツロマン主義風景画家の代表的な人。

    ハインリヒ・フォーゲラー(1872-1942)ヴォルプスヴェーデ芸術村のメンバーだった。竹久夢二などを刺激したとある。青や黄緑の木々にたたずむ女性。

    フェルディナント・ゲオルク・ヴァルトミュラー(1793-1865)オーストリア 「トラウン湖上に浮かぶオルト城」オーストリア・アルプスの麓、高い岩山と静謐な湖。バルビゾン派のような野外派のオーストリアでのはしりの画家。

    アンリ・ルソー(1844-1910) 初めてみる作品が何点かあった。 

    ハラルド・ソールベリ(1869-1935) ノルウェーの画家。「漁師の小屋」1906 まっすぐな暗い高木の向こうに湖と白い小屋が。マグリットの明暗の絵を連想する。 ジャポニズムに強い影響を受けたとある。

    エゴン・シーレ(1890-1918) 人物画の画家と思っていたが、あの色、筆致で風景画もあった。

    イワン・シーシキン(1832-98)ロシアの風景画家。
    「松林の朝」1889 (描かれた場所:ボロドミリャ島 トヴェリ・ロシア) 366日でこれが一番です。深い森の大きな倒木に親クマとコグマが3匹。139×213cmなのでかなり大きい。実物で大きさを感じたい。
    ペテルブルクで活躍、レーピンとともに移動派を結成。写実主義によりロシアの森を描き続けた。


    表紙は7月20日「セーヌ川の舟遊び」ルノワール 1875年 


    2021.1.24初版第1刷 2021.2.22第2刷 図書館

  • 読み終わった!わけではなく、パラパラ見た感じで終わっているが、大きな大きな美術館に行った感覚。
    これは、手元に置いてじっくりと眺めるのが幸せだな〜と思い、さっくりと目を通した後、ポチッとしました(笑)

    もしも、この絵画を全て展示した展覧会が行われたら。。
    大変だろうな。。何泊しても見尽くせない。

    日付ごとに絵画が掲載されているので、自分の誕生日は?家族の誕生日は?と調べてみるのも楽しい見方かも。
    ちなみに、自分の誕生日は、有名な絵画だった。
    この絵、好きなので嬉しい。
    ジョルジュ・スーラ 「セーヌ河、クールブヴォワにて」

    本当は、これの日めくりカレンダーが欲しいけど、ないんだよね。
    残念。。

  • こういう本、というか画集があったらいいなーと思っていました。
    その日の気分でパラパラとめくると心落ち着きます。解説が長くなくて簡潔なのも良い。有名どころからマニアックな絵まで幅広く、全て風景画なのでしつこくなくて楽しめます。いつでもすぐ手に取れる場所に置いて、日々の暮らしに寄り添ってくれています。

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著者プロフィール

1939年東京生まれ。評論家、作家。早稲田大学ロシア文学科卒業。平凡社に勤務。『太陽』編集長を経て、独立。

「2022年 『ウクライナに愛をこめて ウクライナ美術への招待』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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