きみのことが だいすき

  • パイインターナショナル
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本棚登録 : 948
感想 : 34
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756255525

作品紹介・あらすじ

親子で読んでほしい、たくさんの愛を伝えられるメッセージ絵本

ここは、小さなどうぶつたちが暮らす森。どんなことをお話ししているのかのぞいてみたら…… そこは、やさしさであふれていました。「かなしい きもちはね、ふたを しなくて いいんだよ。」「あなたは、よいこ。なにかを じょうずに できなくても。みんなと 同じように できなくても。」つらいとき、心細いとき、いつもあなたの心にそっと寄りそってくれる、心温まる絵と言葉がつまったメッセージ絵本です。

感想・レビュー・書評

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  • 小さくてふわふわの、どうぶつたちへかける、大きいどうぶつたちの言葉が、暖色系を背景にしているのもあって、温かく心に染み渡り、ぽっと気持ちを和ませてくれます。

    表紙を見ると、小さいお子さんを持つ、親御さんだけに向けた絵本とも思えますが、中身は、人生全般に対して応用できるような、大人が見ても、ハッとさせられるメッセージもあると思います。


    例えば、

    『99人に 合う 靴だって、
    きみに 合わなきゃ 意味がないんだ。

    みんなが 平気な顔をしていても
    きみが、
    ちょっと いたいな。なにか へんかも。

    そう思ったときは、
    むりをしなくたって いいんだよ』

    は、自己肯定感の大切さや、人は人それぞれ、みんな違うということと、同調主義の危うさを感じさせられますし、結構分かっていない方、いらっしゃると思うんですよね。


    それから、もう一つ、気になったメッセージは、

    『わからないことは、なんでも 聞いてね。
    同じことでも、何回でも 聞いてね。

    一度 聞いて すべて わかっちゃう人なんて
    どこにも いないんだよ。

    それにね、
    ぼくは、聞いてもらえるのが うれしいんだ。
    安心して、たくさん聞いてね。』

    これを、ある意味、現代社会への皮肉だなんて捉えると、私は疲れている人間だと思われるのだろうか?

    しかし、職場では、「それ、この前も聞いたよね?」
    と、よく言われたりすることもあるし(学校だってね・・)、現代社会で疲れることの多い、世の中において、毎回、これを喜んで応じられるのかというと、正直、微妙に思えるときもあるのではと思いますし、働きながら育児している方だって、毎回、落ち着いて向き合えるかは、分からないですし。

    そうした思いもあって、このようなメッセージに、必要性が生じるということは、今の世の中に蔓延る問題点を教えているということにもなり、それについても、考えなければいけないような気がいたしました。

    なんて、堅苦しいことも書きましたが、周りが何と言おうが、ここに書かれたメッセージを読んで、安心できるのは確かですし、裏表紙の見開きには、メッセージカード風のデザインもあって、プレゼントにも最適だと思います。

  •  絵がとてもかわいい。表紙と裏表紙の絵が対になっている。
    小さくて ふわふわの動物が たくさんくらす森が舞台。体の小さい動物(こども)に大きな動物(親、おとな)がはなしをしている。やさしいことば、あるいはちょっと教訓めいたことばなど。いづれも心にしみてくる。

     子ども向けの絵本かと思いきや、大人が読んでも癒される内容の本です。「たくさんの愛を伝えられるメッセージ絵本」

  • もう、最高に可愛い動物たちの絵にゾッコン。

    この動物のおやこの全体のフォルムと手というか…
    指先というか…
    なんとも言えないほど愛らしい。
    そして、目にためてる涙。愛おしい。

    親子で読み聞かせというよりも
    大人にもジーンとくることばがたくさんある。

    かなしい きもちはね、ふたを しなくて いいんだよ。
    から始まっているが、中でも一番心に響いたのは、

    きみが なにに おこっているのかは、わからない。
    わたしに わかるのは、きみが 今 とてもこまっていること。
    とても かなしんでいること。
    だから 今は、ぎゅうするね。
    心を、ぎゅうするね。

    この絵は、エゾシマリスのおやこだろうか。
    エンエンと泣いている子どもは、ママのしっぽをぎゅうとつかんでいて、ママは頭を撫でながら抱きしめている。
    なんとも感動する絵だ。

    どれも短いことばなんだけど心に沁みてくる。

  • 新聞広告をみてイラストのやさしいタッチにひかれて購入。大人が読んで癒される本かも。子育て中の人はもちろん、年齢を問わず読んでもらいたいです。子どもに読むというよりは、仕事してて煮詰まってる時、はげましてほしい時、ページを開くと、ふりがなつきでかわいい動物と優しいメッセージが待っています。
    5月病ならぬ6月病ものりきりたいなあと思える1冊。

  • とてもよかった。
    しみじみする言葉、あったかい絵。
    かわいい動物の親子が疲れた心に優しい時間をくれます。
    図書館で衝動借りをしたけれど、買って手元に置いておこうか、迷ってます。
    大人にもグッとくる言葉ばかりです。
    小さな子に読んであげると、その人のことが大好きになりそうな本です。

  • 小さなどうぶつたちが暮らす森。悲しんでいる子や、立ち止まっている子にそっとやさしい言葉をかけるネズミ、タヌキ、キツネ、リスたち。「優しい君が理由もないのに、怒ったりしないの、知ってるよ。…さみしかったんだね。」「…そうだったの。聞かせてくれてありがとう。」「休むのも大事。とっても大事。のんびりのーんびり、ごーろごろ。」など。
    ※こんなふうに共感し、受け止められる大人でありたい。自分に余裕がないとできないから、自分も大事にしたい。買って持っておいて、優しさが足りなくなったとき読み返したい絵本。

  • 心温まるメッセージがたくさん載っている。

  • きみのことが だいすき。いぬい さえこ先生の著書。きみのことが だいすき、きみのことが だいすき、きみのことが だいすき。そう言われるだけで元気がもらえる人は多いはず。きみのことが だいきらい、きみのことが だいきらい、きみのことが だいきらい。そんな言われ方をしたらきっと落ち込んでしまうし生きる気力がそがれてしまう。言葉の力はすごい。だから言葉の力は正しく使うこと。言葉の力を悪用しないこと。

  • あえてモフモフの動物たちだからこそ、嘘くさくなく心に染みる。『大好きだよ、大丈夫だよ』ってそばにいてくれることが こんなに素敵なことなんて。みんなそう想われる世界ならいいのにね。

  • S3y0m
    これは評判だけで買ってちょっと予想と違う絵本だった
    自己啓発的な大人向け、という感じ
    1ページずつ内容が違うから、本人も戸惑う読み聞かせになった

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著者プロフィール

フリーのイラストレーターとして10年以上活動。現在は「絵でこころに寄り添うこと」を大切に、オリジナルの小さな生き物たちの絵を発表中。

「2022年 『きみのことが だいすき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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