絶妙な「叱り方」の技術

著者 :
  • 明日香出版社
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本棚登録 : 86
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756910769

感想・レビュー・書評

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  • ”叱る”という行為は、叱る側も、叱られる側も、
    すごくパワーがいります。

    それでもあえて叱るのはなぜでしょうか。


    本日ご紹介する本は、

    なぜ叱るのか、そして
    叱る前にやるべきこと、叱る時の視点等、
    叱り方の考え方やノウハウが書かれた1冊。

    ポイントは
    「期待」

    そもそも叱るのは、相手に何かを期待していて、
    結果がその期待を下回ったときです。

    叱る機会を少なくするには、
    日常的に期待を確認し、相手に伝えておくことが重要です。


    「叱るの反対」

    ”叱る”の反対は”褒める”ではありません。
    ”叱る”の反対は”叱らない”です。

    ”叱らない”というのは相手に期待せず、
    意志も伝えず、アクションも取らないこと

    ”叱る”は相手に何かを期待しています。、
    ”褒める”は手段は違えど、行き着く先は同じです。


    「手段」

    ”叱る”というのは正しい方向へ導くための”手段”です。

    人を叱るときは、叱られる側のことを考えると共に、
    組織全体についても考えるようにしましょう。

    ミスは自分だけの問題ではなく、
    組織全体に悪影響を及ぼすこともあります。


    「結果がでていなくても。。。」

    自分自身ができていないと、
    人にはなかなか言えないものです。

    仮に自分自身、結果がでていなくても、
    あきらめず追い求めている姿勢を見せ続けること
    が重要です。

    ぜひ、読んでみてください。



    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    人を叱るときは、叱られる側のことを考えると共に、グループ全体についても考える
    「叱る」=相手を正しい方向へ導くための「手段」
    遂行責任=与えられた仕事を行う責任(メンバー)
    結果責任=仕事の結果の善し悪しが問われる責任(リーダー)
    そもそも叱るのは、相手に何かを期待していて、結果が期待を下回ったとき
    叱る機会を少なくするには、日常的に期待を確認し、部下に伝えることが大事
    仮に自分自身の結果がでていなくても、あきらめず追い求める姿勢を周囲に見せ続けること
    「叱らない」=相手に期待せず、意志も伝えず、アクションも取らない
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    第1章 人を叱るには勇気がいる
    第2章 叱りは相手を伸ばすコミュニケーション
    第3章 相手を打ちのめさない叱り方―基本編
    第4章 相手を伸ばす叱り方―発展編
    第5章 気兼ねせず叱れるリーダーになる
    第6章 社会人なりたて新入社員はこう導く
    第7章 「シーン別・タイプ別」叱り方実例
    第8章 自分も叱られ上手になる
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆マインドマップ◆
    http://image02.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/5869bf65407264c8.png
     

  • 参考になったポイント

    効果を求める時間とアプローチ方法。
    短期:叱る、中期:ほめる、長期:約束させる 

    叱る?見守る??判断ポイント:それがもう一度起きるかどうか。

  • 三鷹

  • 叱って効果があるのは短期。中長期的にはほめる・約束する
    一過性のミスであれば見守る

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