- Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
- / ISBN・EAN: 9784756910769
感想・レビュー・書評
-
”叱る”という行為は、叱る側も、叱られる側も、
すごくパワーがいります。
それでもあえて叱るのはなぜでしょうか。
本日ご紹介する本は、
なぜ叱るのか、そして
叱る前にやるべきこと、叱る時の視点等、
叱り方の考え方やノウハウが書かれた1冊。
ポイントは
「期待」
そもそも叱るのは、相手に何かを期待していて、
結果がその期待を下回ったときです。
叱る機会を少なくするには、
日常的に期待を確認し、相手に伝えておくことが重要です。
「叱るの反対」
”叱る”の反対は”褒める”ではありません。
”叱る”の反対は”叱らない”です。
”叱らない”というのは相手に期待せず、
意志も伝えず、アクションも取らないこと
”叱る”は相手に何かを期待しています。、
”褒める”は手段は違えど、行き着く先は同じです。
「手段」
”叱る”というのは正しい方向へ導くための”手段”です。
人を叱るときは、叱られる側のことを考えると共に、
組織全体についても考えるようにしましょう。
ミスは自分だけの問題ではなく、
組織全体に悪影響を及ぼすこともあります。
「結果がでていなくても。。。」
自分自身ができていないと、
人にはなかなか言えないものです。
仮に自分自身、結果がでていなくても、
あきらめず追い求めている姿勢を見せ続けること
が重要です。
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
人を叱るときは、叱られる側のことを考えると共に、グループ全体についても考える
「叱る」=相手を正しい方向へ導くための「手段」
遂行責任=与えられた仕事を行う責任(メンバー)
結果責任=仕事の結果の善し悪しが問われる責任(リーダー)
そもそも叱るのは、相手に何かを期待していて、結果が期待を下回ったとき
叱る機会を少なくするには、日常的に期待を確認し、部下に伝えることが大事
仮に自分自身の結果がでていなくても、あきらめず追い求める姿勢を周囲に見せ続けること
「叱らない」=相手に期待せず、意志も伝えず、アクションも取らない
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆目次◆
第1章 人を叱るには勇気がいる
第2章 叱りは相手を伸ばすコミュニケーション
第3章 相手を打ちのめさない叱り方―基本編
第4章 相手を伸ばす叱り方―発展編
第5章 気兼ねせず叱れるリーダーになる
第6章 社会人なりたて新入社員はこう導く
第7章 「シーン別・タイプ別」叱り方実例
第8章 自分も叱られ上手になる
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆マインドマップ◆
http://image02.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/5869bf65407264c8.png
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
参考になったポイント
効果を求める時間とアプローチ方法。
短期:叱る、中期:ほめる、長期:約束させる
叱る?見守る??判断ポイント:それがもう一度起きるかどうか。 -
三鷹
-
叱って効果があるのは短期。中長期的にはほめる・約束する
一過性のミスであれば見守る