あたりまえだけどなかなかつくれない チームのルール (アスカビジネス)
- 明日香出版社 (2008年11月5日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
- / ISBN・EAN: 9784756912428
感想・レビュー・書評
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【要約】
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【ノート】
・ぶくぺ -
チームビルディングに関する具体的な事例が豊富に掲載。いくつか試してはみたものの、なかなかうまくはいかなかったが、それでもチャレンジしながら自分流を作っていくためのヒントになった。
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よいことも結構書いてある一方、あらゆる要素がてんこ盛りで、完全無欠を求め過ぎている感あり。
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ルール1
メンバーはやらなきゃいけない(Must)と思っていても、安きに流れて動かない、やりたい(Will)できる(Can)と思えてはじめて少しずつ動き始める
ルール2
人は人を変えることはできない。リーダーができることは変わろうとする人を手助けすること。したがい為すべきことはメンバーが変わりたいと思うような気付きを与え、環境を作る事。
なんとも悲観的な前提からスタートする100のルールだが、その通りなんだろうなぁ…自分の昔を思い出しても、文句多くして行動少なかった。
本書はルールというよりアイデア集みたいな感じでまとめられている。*現実的に100個もルールがあっても守れない。
多くはリクルートWay、「7つの習慣」「ビジョナリーカンパニー2」(いずれも古典的名著だ)を下敷きにしている。私が知らないだけで他にもネタ元があるかも。
読みやすいので、サッと読んで自分なりにアイデアを昇華するにはちょうど良い。 -
全体的に曖昧かつ懐古主義的で、お口に合いませんでした。
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◼︎当たり前だけど、なかなかできないチームのルールを100の項目で説明。
◼︎どこから読んでもいい。
◼︎100挙げるとだいたい最後の方は無理やり感があるのだが、この本はそういう弛みはなく、最後まで読めた。 -
勉強になることが多い。目新しいことは少ない気もするが、個人の体験に基づくルールの解説という意味で、実践的。リーダーとは、「思い通りにならない他人を通じて目標を達せうすること」「なんとかすること」「Must→Will→Can」「Vision を何度も語ること」「気づかせること」「ナンバー2(連結ピン)の大切さ」などなど。後半は、リーダーとしての組織づくりやメンバーの育成、タイムマネジメントなどにも言及。
体系だった組織論やマネジメント論ではないが、ヒントを得るためにはなかなかよいかも。 -
職場の方から、勧められたので読み始めました。
【まえがきから引用】
チームを持つ、というのは
「思い通りにならない他人を通じて目標を達成する」という事 -
普遍的な組織作りのルールと現組織の構成理由のリマインダー
先日読んだ微妙な人と付き合う技術の小倉広さんの本。言語化、構造化が素晴らしかったのと、大事にされている事が今所属している組織の構成理由になっている感覚が凄くあったので複数冊購入したうちの一冊。
内容としては、見開き2Pで一つの組織作りをしていく上での大事なルールを100個伝えている。
基本、信頼関係構築、ビジョン、ナンバー2、しくみ化、タイムマネジメント、自走、モチベーション支援などのテーマに別れている。
非常にシンプルに分かりやすく書かれているので、理解しやすい。
ナンバー2の部分は、大学時代に研究していた組織論ともリンクし特に面白かった。
今僕自身が所属している組織が小倉さんの前職でもあるために、普段触れている文化の親和性も高く、理解のしやすかさはその部分にも起因しているように感じた。
むしろ、非常に僕自身にとって価値に感じられたのはその部分で、なぜ自社の組織や仕組みがそうなっているのかを大先輩にキチンと言葉で教えていただいた気分、というのが正直な読後感。
15年以上年次が離れているので、ことなっている部分もあるが、組織作りの暗黙知になっている事の形式知化効果が非常に大きい。
自組織の再機能化に効果が高い。
(非常に個人的な価値ですが・・・)