忙しいビジネスマンでも続けられる 毎月5万円で7000万円つくる積立て投資術 (アスカビジネス)
- 明日香出版社 (2009年6月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
- / ISBN・EAN: 9784756913012
作品紹介・あらすじ
月に1度「引落とし」、年に1度「確認」するしくみを作るだけ。給与振込口座から掛金を自動的に引き落とし、しくみが投資信託を買い付けることで、投資にはほとんど時間をかけずにストレスなく投資が続けられるようになる画期的な投資手法。
感想・レビュー・書評
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2回目。新NISA制度の開始に伴い再読。
積立投資を始めるに至った本。
非常に読みやすい内容だった。この本のおかげで良い運用ができており、この本には本当に感謝。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2009年に出版、2011年に20刷であることからも本書の支持が伺える。
投資の基本が学べる。
投資をしたいが何をしたらいいかわからない人へ指標を与えてくれる本だ。
また、日本人がなじみやすい積立という方法をとっており、財形などをしている人には踏み出しやすい内容であろう。
2011年11月現在、円高が進んでいる中、外貨保有については円安が進む予測が立てられており、必ずしも参考にはならない。
第4章P128以降で、具体的な投資信託窓口や投資先の検討があり、
素人には参考になる。 -
ノーロードインデックス積立投資について初歩的なことがかかれておりわかりやすい。
タイトルは月5万、5.5%年率。ボーナス20万30年で7600万。
・1回あたりの投資額が少ない
・最初からないお金 自動積立
・続けられる
・値段を気にしなくていい
・相場の予想が必要ない
・ストレスなし
・自然と元本がつみあがる
・投資に当たる時間はなし 年一度のバランス調整
・ポートフォリオの形成を考え年一のリバランスを
・個人年金保険は固定金利になってしまい、インフレにも対応不可×。投資は実績リターン
・年金保険は、中途解約でペナルティの可能性、投資は時価で一部解約可
・貯蓄はインフレに負ける
・自己投資8、金融投資2 -
実は6年前から積立投信を買っていたけれど、FPの資格も持っているくせに何がいいやらさっぱり・・・。FP受験科目の中でも『金融』が1番苦手だったなぁ。でも、この本を読んで、長年の疑問がスッキリ解決!ポートフォリオ運用がなんたるか、がやっとわかりました(遅すぎ!)。シンプルで分かりやすく、誰でも即実践に移せます。今は本書が書かれたころよりも投信商品の種類も増え、いい時代になったと思います。私もこれを読んですぐ、確定拠出年金のポートフォリオを見直しました。積立運用に挑戦してみたい、5年以上使う予定のない資金のある方はぜひ一読をオススメします。
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ポートフォリオについてなど全体的にわかりやすくて良い復習になった。
出口戦略についても書かれており、投資全体について学べた。 -
良書。
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インデックス投資に関する本。
毎月5万円、ボーナス時には追加で20万円、合計100万/年をインデックスファンドに投資するというもの。
まず、投資の前に自分、もしくは家族にとって必要不可欠な出費とは何か考えろと書かれていたのがすごく良い。
そこからどれぐらいのお金が必要になるのか、それをどうやって補うのかを考える。
この本では出口戦略も書かれていて、金額ベースではなく引き出し率で考えるのが合理的、など書かれているのが良かった。
ポートフォリオに関しても書かれていたが、今と状況が違うと思うので、個人的には他の本や情報を参考にしつつ考えたい。 -
投資信託の積立て投資についての本。他書にて一通りの知識を得たが、古典的な著書にも触れたいと思い読んでみた。よって掲載ファンドの古さは割引いて読んだ。
以下の点が印象に残った。
・人生を3つのステージに分けて投資を考える
改めて人生は有限と感じる…
・年に一度のリバランスは、ボーナスを利用して行う
人生ステージに応じて、リスク許容度の調整も行なう
提案ポートフォリオについては、スタンダードないし、やや新興国よりである。これは新興国株式の上昇率が高かった00年代の著書だからだろう。
残念ながら、提案理由の背景には乏しかった。複数の提案の中から自分にあったポートフォリオの選択の仕方も書かれてなかったようだ。
とはいえ、親しみのある言葉で書かれており、好感の持てる著書、著者である。 -
“投資はリスクを伴うからこそ、短期ではなく、長い時間をかけて手なずけなければならない(P19)”
→リスクを伴うからこそ、長期保有すると長い間リスクに晒され続けるので、短期にすべきという主張もある。
“この世の中で、あなたのお金のことを、あなた以上に心配してくれる人はいません。(P23)”
“投資するとはすなわち、20年、30年後に「消費を後回しにするということです。(P51)”
“20年経てば、したことよりもしなかったことを嘆くようになる(P53)”
“投資を行ううえで、いくら儲かるのかは残念ながら決まっていません。しかし、いくらコストがかかるのかは「確定事項」です。(P100)”
“ほとんど時間をかけずに行う積立て投資に比べて、たとえば30倍の時間をかければ、30倍のリターンを獲得できるのでしょうか。(P104)”
“お金を殖やす真の目的は「お金を使うこと」にあるのです。(P185)” -
2009年発売のため、紹介されてる証券会社や商品はもちろん古い。
だけど、金融リテラシーを学ぶ本としては、初学者の私にも分かりやすく解説されていた。
私が思う投信の良い点は、まさに本書で推している勝手に引き落とされるところ。
財布の紐が緩く、意図的に貯蓄することができない人は私含め一定数存在する。そういうタイプの人間にとっては、リスクうんぬんよりこの半強制的な引き落としのおかげで貯蓄できちゃったりするんだよなぁ。
どうでもいい買い物に使ってたはずの1万、取り上げて運用してくれるんだもの!