話が通じない人とも話せる 傾聴力 (アスカビジネス)

著者 :
  • 明日香出版社
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本棚登録 : 139
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756914002

作品紹介・あらすじ

なんかちぐはぐ、ぎくしゃく、思い通りにならないと感じたら。-あなたは、相手の言葉が理解できているでしょうか。本当に言いたいことって、つかまえるのが難しいものです。相手に、その理解を伝えられているでしょうか。あなたの気持ちがちゃんと伝わっていないと、会話も関係もぎくしゃくします。職場でも、友達でも、恋人どうしでも、家庭でも。掛け違えたボタンをつくらずに、心地よい会話を楽しむために。

感想・レビュー・書評

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  • サブタイトルの「話が通じない人とも話せる」という言葉に魅かれた。相手の言葉に惑わされずに、その奥にある相手の本音を引き出し、人間関係を築いていく方法が書かれている。相手の本音を理解し、自分の本音も上手に相手に伝えていくことで初めて、きちんとしたコミュニケーションが成立することがよくわかった。モラハラな相手への具体的な切り返し方が書かれており、非常に参考になった。自分もきちんと伝えて、ストレスを溜め込まないようにしたい。

  • この著者の類似本の中では最高傑作であると思う。人の話をただ傾聴するだけではない。こちからもアクティブに質問的な相槌を打つ方が相手だって話しやすい。しかし、この質問が話の流れを止め、壊し、時に怒らせたりする。その実例が事細かく示されています。
    全てを的確に行うのは難しいですが「話を聞く時は、出来事にではなく相手の感情に焦点をあてる」と言う点を心がけています。

  • コミュニケーションを考える上で、
    最近とみに大切だなぁと思っているのが「聴くこと」です。
    どうしても自分が「発信する」ことに夢中になってしまいますが、
    相手をきちんと受け止めることによって、
    自分の発信もしやすくなり、スムーズなコミュニケーションを
    図れるようになってくるのではないかと思います。

    いろんな場面を想定し、アドバイスをくれる「聴き方」の本。
    ちょっと気をつけて人の話に耳を傾けられるようになりそうです。
    あとはどれだけ実践していけるかですねー。

  • 傾聴の基本は優先順位は相手、周囲、最後に自分。
    受け止めることの大切さにおいて、注意点、聞き方のポイント、心理的作用の意識等の技術の話でした。
    悪くはなかったけど、真新しさはありませんでした。

  •  聴き上手になるポイントをわかりやすく説明してくれる。

  • アサーション、「あなたは」ではなく「わたしは」で語る、
    他の本でも前読んだことあったが、納得、再確認。

    すぐ使える具体的なものは少ないかな。

  • 非常に読みやすい!実践的な本なので、一回読んで理解したというよりは、ちょっと壁にぶちあたったときに何度でも読み返したいなと思える本です。傾聴だけでなく、話の返し方、本音の伝え方、気持ちの整理の仕方なども書かれています。

  • 全体的には、本当にコミュニケーションが苦手な人向けのようで、あまり踏み込んだ内容ではなく残念だった。

  • 話す以前に、相手の話しを上手に聴くことが出来てないか、大切か感じています。今一度、整理しながら読み返したいと思います。

  • 実践に移すのはなかなか難しい

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著者プロフィール

1951年秋田県生まれ。国立公衆衛生院衛生教育学科卒業。心とからだの相談センター主任カウンセラー、サンシャイン医学教育研究所カウンセラー、医療法人梨香会・秋元病院精神科心理療法担当を経て、86年より東京メンタルヘルスアカデミー所長となる。臨床心理士。日本産業カウンセリング学会理事。関東心理相談員会会長。日本精神保健社会学会副会長。主な著書に『「聞く技術」が面白いほど身につく本』(ベストセラーズ)、『雑談力』(明日香出版社)など。

「2006年 『本音力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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