はじめての「マーケティング」1年生 (アスカビジネス)

著者 :
  • 明日香出版社
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本棚登録 : 124
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756916488

作品紹介・あらすじ

あるメーカーを舞台にした実践例を下敷きに、マーケティングの基本理論を、実践できるようわかりやすく解説。
大学教授と生徒の掛け合いでかゆいところに手が届く。

感想・レビュー・書評

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  • 集中すれば一日で読み切れる内容。
    用語の説明から、事例の解説が多く、
    マーケティングの一連の流れを知るための導入本としては良いと思います。

  • マーケティングの基本が架空の会社のストーリーをもとに学習できる。
    基本的なビジネス用語は一通り丁寧に説明があり、尚且つ本書で出てくる会社のケースをもとに具体的な説明が盛り込まれているので初心者には最適な本ではないかと感じる。

  • 「マーケティングとは何か」という、最も初歩的な話から始まる、丁寧な教科書のような本。
    トピックは、戦略を立てる前に行うリサーチの内容から、ブランド、イノベーション、インターネットやSNSを活用したマーケティング戦略にいたるまで、広範囲に渡っている。
    記載されている一つ一つの用語や考え方について、詳細な説明は無いが、この本はこれで良いと思った。一通り読むことで、ざっくりではあるが、マーケティングの全体像を掴むことができた。ここから、本書で述べられている事柄について、特に重要と思われるものは専門書を読み、知識を深めていくことが大切だと思う。

    以下、おもしろかったところ。

    ①長期的に、安定的に儲けるための、マーケティングである
    「つくったものをいかに売るか」を考えるのが、マーケティングではない。マーケティングとは、最初から売れるものをつくり、長期的に多くの売上を上げるための仕組みをつくること。一度きりの大きな売上のためにではなく、長期的に儲けるためにはどうしたら良いかという、ロングスパンの視点が求められる。

    ②競合相手の範囲をどこまで広げるかで、マーケティング戦略は大きく変化する
    最近、ネットフリックスがフォートナイト(ゲーム)をライバル視しているという記事を見かけた。競合相手は必ずしも、同じ業界の同じ商品カテゴリに留まるわけではない。

    ③人は、価格から品質を連想する
    価格が高いと、人は「上質な材料を使っている」「手間がかかっている」という思い込みをする。値段を上げれば、それだけ高級感を演出できるが、品質が伴わなければ成功しないので、注意が必要。商品の価値は、さまざまな要素(機能、素材、意匠、ブランド、サービスなど)から構成されており、値段を引き上げるなら、それらすべてのレベルが高くないと、顧客に納得してもらえない。

    ④どんな商品にも寿命がある
    導入期、成長期、成熟期、衰退期と、商品がたどる一生には段階がある。マーケターは、段階によって異なる特長や、主な購買者層を把握した上で、戦略を立てる必要がある。また、安定的な資金源となる商品を守りつつ、次なる資金源を育てていくことが求められる。

    ⑤テストマーケティングがうまくいっても、安心できないことがある
    テストマーケティングで商品を購入してくれる層は、「新しもの好き」のアーリー・アダプターに当たることがある。彼らの購買態度は、マジョリティと大きな違いがあるので注意が必要。市場で広く商品を浸透させるには、アーリー・マジョリティに受け容れられるための手を、考える必要がある。

  • 初めて読んだマーケティング関係の本
    読みやすくて初心者にもわかりやすかった。
    マーケティングの初歩の知識が身についたと思う。




  • ただ売るだけでも

    全ては戦略次第


    ちょっと自分で事業をやってみたい人へ


    社会を知りたい人へ


    自分の無知を知りたい人へ

  • キャズム理論 アーリーアダプターとアーリーマジョリティの間には深い溝キャズムが存在。
    アーリーマジョリティはアーリーアダプターとは購買行動が全く違うので注意

  • 所在:展示架
    請求記号:675/Mi88
    資料ID:11601418

    選書担当:川中

  • わかりやすく読みやすい。
    すんなりはいってくる。

  • 一つ一つの理論を丁寧に追っているわけでもないし、網羅的な内容でもない。けれど、章ごとに付属した開発部の仮想のマーケティングと併せてすんなりと自分の中に落とし込んでいけた。事例や引用もふんだんにあって、それらにもソフトバンクの白戸家の話などキャッチ―なものを採用しており、取っ掛かりやすい。
    研究というには足りなくても、入門として用語や概念イメージの形成・定着には役立つ一冊だ。

  • マーケティングの基本は売らないこと
    無駄な売り込みの努力を減らすことを目的。売れる仕組み作り

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著者プロフィール

福岡大学大学院商学研究科博士課程修了。九州情報大学大学院教授を経て、現在、大阪国際大学教授、国際情報ベンチャーカレッジ学院長。経済、経営関係の執筆および講演活動を精力的に行っている。

「2008年 『あなたを成功に導く 最新 外貨投資・FX辞典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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