もうだいじょうぶ! 心臓がドキドキせず あがらずに話せるようになる本 (アスカビジネス)
- 明日香出版社 (2014年1月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784756916716
作品紹介・あらすじ
話し方教室に行けば緊張は場数を踏めば改善されるというが、本当はそうではない。あがりは病気の一種。しかし、きちんとそれを認識し、改善していけば改善されるもの。本書ではそのあがりのメカニズムを解説しながら、自信をもって話せるコツを説いていきます。
感想・レビュー・書評
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書いている内容は、大方予想できる程度でした。
ただ、言語化されて整理されているので、理解しやすいと思います。
最後の1/3は実行すべき具体的な内容でしたが、それに関しては投げやり感があると思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトル「あがらずに話せるようになる」に対する特効薬はなし。
あがりのメカニズムはわかった。 -
脳に注目してあがりの対処法が説明されている。
あがりは学習による条件づけ。新たな学習で上書きすることができる。
あがる経験を繰り返すはマイナスの効果。失敗の上書きであがりを強化するだけ。
自分に肯定的な言葉かけをして、自分は大丈夫という記憶をつくり、積極的な行動をするというプラスのサイクルをつくっていきたい。
あがり症の人はダメなところに注目して、根拠のないルールを作り努力する。しかし、ルールに縛られる、自分で自分の自尊心を傷つけるとマイナスの結果のことをしている。
そもそも自分で勝手につくったルールはただの自己満足のルールであり確かな根拠などないのである。それなれば「ルールに従っていれば安心」という呪術的な思考は手放していきたい。
反省というマイナスの経験の上書きは、気持ちを楽にする錯覚でありメリットはない。自分のできたところを考え喜びたい。
相手に伝わる自分の印象を過剰に意識してしまうため、緊張や不安を本来以上に感じている。しかし、良く見られようという気持ちがかえって自分の不安をあおり良い印象を与えられていない。皮肉な結果になっているので、ムリに良い印象を見せようとせず自然体で振る舞いたい。 -
話が下手であがるのかと思ってたけれど実はそうじゃなくて過去にあがってしまってそれが蘇ってくるからあがるのがわかった!一度でもいいから落ち着いて上手に伝えるってことをする!
準備するとそれ以外が見えなくなるから逆効果なこともわかったので自分のありのままの気持ちをそのまま伝えたいと思う! -
成功体験を積んでポジティブ脳にする。自分の良いところを50個見つける。
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最近自分のあがり体質を自覚する出来事が続き、これではいけないと!タイトル買い。
あがりの原因は、記憶や自意識、つまり脳にあるということで、気持ちがだいぶ楽になりました。 -
話し方のテクニックに関する内容を期待していたが、意外にもアガる原因はネガティブ思考が起因している、という点は目から鱗で一気読みした。話す事に関するダメだった事を脳が記憶→反射的アガってしまうのだという。
全体的な内容としては「話し方のテクニック」というよりは「会話する時の心持ちはどうあるべきか」だったと思う。
自分は話が下手な3つの原因「情報整理に問題がある」タイプだろうと感じたが、これの解決方法に関しては書かれていなかったので次は情報整理の本を読む予定。 -
コミュニケーションの本
【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
https://opc.kinjo-u.ac.jp/ -
正直なところ、もう少しコンパクトにまとめられたのではないかと思う。1ページあたりの文字数も多くないので、読みやすいは読みやすいのだが、メカニズム→解消法に章分けようとして冗長になった感がある。
内容については、思い当たるところも多く参考になった。特に、あがるポイントを「情報整理が苦手」「発音など話し方が分からない」「語彙が少ない」と分類されている点など、自分がどれに当てはまるかを考えるきっかけになった。
結局のところ、過去の記憶からおこる反射であがるのだから、例え見栄でも新しい記憶で上書きしていくことが大切らしい。 -
発想の転換がとてもわかりやすく、これならできそう、と思えます。