読書が「知識」と「行動」に変わる本 (アスカビジネス)

著者 :
  • 明日香出版社
3.10
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本棚登録 : 934
感想 : 92
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  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756917164

感想・レビュー・書評

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  • 最初の方は、大体の本に書いてあるようなことが多かった。

    導入としては、必要な事だと思う。

    後半の具体的な方法はなかなか参考になった。
    しかし、それを実行するのはなかなか難しいと感じた。
    これを行えば、行動に変わる事はイメージ出来たので、なんとか実行しよう。

  • 仕事には必ず、インプットとアウトプットがあります。

    たとえば、設計という仕事は
    部品等の単機能の情報をインプットし
    それらをうまく組み合わせてアウトプットすることで
    得たい機能を作りだす仕事です。

    改善という仕事は、
    アイデアの元となる情報をインプットし、
    アイデアを現状に適応させてアウトプットする仕事です。

    そして、知らないことをインプットする方法の1つに
    読書があります。


    本日ご紹介する本は、

    読んだことを忘れず、行動に移す方法をまとめた1冊。

    ポイントは
    「必要な情報」

    小説などと違い、ビジネス書の読書や
    会社でのビジネス文書に必要なのは、
    すべてを読むことではなく、
    自分に必要な情報を取り出すこと。

    目的を達成するための行動(アウトプット)
    に必要な情報(インプット)を得ることが重要です。

    逆に言うと、必要な情報以外は読まなくてもいいと言うことです。



    「人に教える」

    ”自分が理解したければ、人に教えよ”と言います。
    本を読む前に、人に教える前提で読むと
    教えるのに必要なところに意識が集中します。。

    そして、実際に教えれば、
    反復になり、理解が深まるものです。



    「同じ行動」

    著者と同じ行動を試すことで、
    成果を出せるものがあるかもしれません。

    うちの会社ではあてはまらない。とか、
    うちは業界が違うから関係ない。
    などと考えていても答えはわかりません。

    試してみることが重要です。



    「ひとつだけ」

    具体的な行動リストの中から、
    やってみる行動をひとつに絞ります。

    本にいろいろ書いてあるからといって
    同時に新しいことをいろいろやってもうまくいきません。

    まず、優先度の高そうな、やりやすいことを
    ひとつに絞って試してみましょう。


    ぜひ、読んでみてください。



    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    本に関する「質問」を決めて、その「質問」の答えになる箇所を、本のなかから探し出す
    一冊ずつ本を読むのではなく、並列して、たくさんの本を同時に読む
    読書しながら感じたこと、思ったことは、必ずメモする
    自分が理解したければ、人に教えよ
    著者と同じ行動を試すことで、成果を出せるものが、いくつかあるのではないでしょうか?
    具体的な行動リストの中から、やってみる行動をひとつに絞ります
    これをやるために、この1週間で何ができますか?
    どれだけ読書をしたのかではなく、どれだけ行動したのかが重要
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    Chapter1「効率良く」本を読む
    Chapter2 読んだことを「記録」して整理する
    Chapter3 読んだことを「記憶」して忘れない方法
    Chapter4 読んだことを「行動」に移す
    Chapter5 読んだだけで終わらせない実例集
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆マインドマップ◆
    http://image02w.seesaawiki.jp/f/2/fujiit0202/51464c6aa58c9463.png
     

  • 本を読んだら、脳にインプットし、アクションを起こし、結果をだしていこうということ。
    ・時間を意識
    ・大切なのは20%、さらに最重要は4%
    ・アウトプットや人に話すことを意識する
    ・多読、読む場所によって種類を変える
    ・読書ノート
    ・マインドマップ
    ・読んだら行動目標を決める

  • 読書した内容を人に話すと意外に話せなかったりする。読みの浅さを実感する瞬間だ。書くことで内容を再確認する事もできる。このブクログもその一つだと思うが、最後は実行してみる事だという事には同感。(松陰もそんな事を言っていた)
    時間がたつとかなりの部分を忘れているし、結局言いたかった事はこの一つという場合もある。それ以外は忘れてしまう。自分では潜在意識のどこかに残っている事を期待しているのだが、、、、

  • 本を読む前に準備【はじめに・目次・おわりに で概要を把握し目的・質問を決めてから読む】が必要なことを初めて知って、これだけでも意味のある収穫だった。どんな本も始めから終わりまですべて読むものと思っていたけど確かに大体の内容を覚えてない。必要のない部分は思い切って捨てることは常に実践していきたい。読んだあと、マインドマップにまとめることが紹介されていたけど、それ自体が目的になってしまいそうなので気をつけないと。目的は行動を変えることだけど、行動に移すためのセルフコーチングというのはいかにイメージできる現実的な目標を立てるかをサポートするものなんだなと感じた。具体的な目標の立て方として「+10%をイメージする」が参考になったので一度実践してみようと思う。

  • 読書全般ではなく、「ビジネス書」の読み方についての本。
    チャプター1と4だけ読めばいいかな。

    ・目的をもって読む
    ・時間を意識して読む
    ・アウトプットを意識する
    ・SMARTの法則に基づいて行動目的を設定する
    ・Specific、Measuarable、Achieveable、Realistic、Time-bounded
    ・現在地に10%を足した位置の目標を達成するために、できることを考える

  • 読んではいるけど、行動につなげられていないと思い手に取った本。
    マインドマップを改めて学びたいと思ったことと、行動に移すための小さなステップ、誰かに宣言すること、が収穫となった。

  • ポイント
    ①ゴールを意識し、本を読む目的を決める。
    ②本の内容で重要な部分は20%。さらにその内の20%、つまり4%が最重要箇所。
    ③アウトプットを意識して読む
    ④マインドマップとセルフコーチングを駆使する
    ⑤何を、いつまでに、どれだけを具体的に示す

  • 読んだ本の内容を覚えておく術を知りたい人にオススメの本
    本を読むときの心構えや、その後の行動の仕方が筆者の実体験を基に書かれている

    『重要なポイントは、本全体のうちの20%、さらにその20%の4%が最重要箇所』
    という言葉のとおり、自分に最適な箇所だけを重点的に読んでいきたいと思った

    後半部分はセルフコーチングの話がメインになっており、この分野の本を読むのも面白そうだと感じた。

  • 191231 再読
    マインドマップを利用した読書法に興味を持って読んだ。読書から得た知識を行動や記憶に残す方法が書かれていた。
    記憶するには、気になったキーワードをストーリー仕立てにするのが良い。また、行動に移すためには、SMARTの法則や五感を使って、VAKで行動を達成した時のイメージを持つことが大事であると述べていた。至るところに自己啓発系で引用されている内容、第二領域やエビングハウスの忘却曲線など、が改めて定番であることを認識した。

著者プロフィール

理系出身で、最新のエレクトロニクスを愛する元営業マン。
大学卒業後、電子部品メーカー、半導体商社など4社で法人営業を経験。いずれの会社でも、必ず前年比150%以上の営業数字を達成。200人中1位の売上実績を持つ。
独立起業を目指すなか、「成功者はみな読書家」というフレーズを見つけ、年間300冊以上の本を読むようになる。独立起業後、読書法やマインドマップ、記憶術などの能力開発セミナー講師をしながら、法人営業、営業同行、コミュニケーション、コーチングなどの研修講師として8,000人以上に指導してきた実績を持つ。年間200日以上登壇する人気講師として活躍している。

「2019年 『商談が楽しくなる! モノが売れる! 営業マンの自己心理改革』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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