- Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
- / ISBN・EAN: 9784756920102
作品紹介・あらすじ
行動力のある人は、読書には「行動を加速させる装置」があることに気づいている。すぐに行動に移せる人はどう読書を役立てているのか。「動く」「シェアする」「集める」の3つのやり方を丁寧に紹介し、すぐやる人になるための読書術を、ノートとの連携を紹介しながら教え説く。
感想・レビュー・書評
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この本の主張は、とにかく行動することが大切だということです。すぐやる人になるには行動力が欠かせません。
読書して知識を得ただけでは、あなたは変わることができません。
読書というインプットに、行動というアウトプットを掛け合わせることで初めてあなたは変わることができます。
P6
インプットするだけでは何も変わらないのですね。これはショッキングです。
みなさんの中にも読んだら読みっぱなしの本が多いのではないでしょうか? 僕もそうです、読んで満足して本棚に眠っている本がたくさんあります。読んでる最中に「うんうん、なるほど」と関心はするものの、なかなか行動に移せないタイプです。中にはいくつか行動に移せたものがあるのですが、重い腰をやっとのおもいであげました。どうしたら行動に移せるようになるのでしょうか。
1冊の本の全てが役立つとは限りませんし、人によって必要な情報は違います。いろいろな本から自分に役立ちそうな項目だけを選んで、アウトプットに活かせばいいでしょう。
アウトプットできそうなところを選んで実践する。それで十分なのです。
P63
おお。この考え方ならできそうです。今までは本に書いてあるノウハウすべて実践しようとして結局嫌になってたもんで。
極端な話、本1冊から1つでも行動に移せば充分です。とはいえいきなり重いノウハウは難しいでしょうし、まずは簡単にできそうなところから始めてみようかしら。
大事なのは、自分ならどうするかを常に考えながら本を読むということです。著者の成功体験が多くの読者にあてはまらなかったり、自分の環境とは大きく異なる場合はアレンジすることも大切です。
P119
行動に移そうとしてブチ当たる壁があります。それは「この方法自分には合わない」、これが嫌になり行動しなくなるパターンがよくあります。そんな時はアレンジするのもアリだと著者はいいます。たしかに自分のやりやすいようにアレンジすれば継続しやすくなりますしね。自分がよくやるアレンジは15分を20分にしたり、A3サイズをA4サイズにしたりと微調整をしています。自分好みの味に変身、料理みたいで楽しいですね。自分は全く料理をしませんが。
最終的にはあらゆる本のノウハウを融合させ、究極のマイノウハウを完成させたいとおもっております。 -
【週刊読書】
わたしも移動中はスマホをしまって、カバンから本を出すようにしています。
最近感じるのが「読む本が無い恐怖」です。
持参した本が思いのほか速く読了してしまい、読む本がなくなったときに恐ろしさを感じます。
最近はメイン本にプラスして保険代わりに文庫本をカバンに入れてます。
(何の保険? いいのか、わるいのか。。。) -
とても良い本です。少し挿絵が多い気もしますがその分読みやすくスイスイ読めます。「本を読んで学んだことをアウトプットする」などと言う事はよく言われているし大切なことは自分でも分かっています。本書ではそれを「こうすると習慣化しやすいよ。」と著者の経験を交えて分かりやすくまとめられています。「USA」や「TTP」など印象に残りやすいオリジナル言葉も出て来て読んでいて楽しいです。
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実践のための読書術は自身にとって課題だった。
本書のテーマはそれを克服するために役立つものだった。
読むといった事自体が目的ではなく、学んだ事を実践する。すなわち試す、それを繰り返す事が重要だと感じる。
そのために読書しながら余白に実践事項を書き込む事、目的を達成する為のそれを本から抜き出す事は今後も行なっていく。
またアウトプットは、実際にやってみる、他者にシェアする、情報収集をしておくの3点である事を理解し、行動していく。 -
今まで読んだ読書術の中で一番文章が強気で背中を押されます。納得するだけで終わらず、行動を起こすことの重要性が書かれています。読書の質が確実に上がります‼︎
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とても読みやすく1時間で読み終えました。主張は一貫して読書で得たことを実践しよう!です。内容は当たり前なことが多かったですが「本は読み切る必要が無い」ってフレーズはとても心に残りましたね
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感想とかレビューとかではない、絶望の吐露になってしまっています。わりと口汚く罵ってます。読んでくださるかたはその辺りだけご承知おきのうえで、どうぞです。
流行りなんですかね、思考の托卵。
自分で考えずに、過去の誰かが考えて出した解決策を借りて、お手軽お気軽に結論までショートカットしようとする方法論て。
書籍に書かれている物事は、著作権フリーの文章ではないことがほとんどだ。ちょっと拝借して、自分の名前を記名すれば所有権が移るというものではない。
そんなお手軽なものではない。
過度に書物に(それとも著作者に)敬意を持てというつもりはない。だが本に書かれている内容は誰かが頭をひねり、人生を通して得た財産だ。敢えて言えば、著者の人生そのもの、少なくとも人生そのものの一部だ。
書を軽んずるということは、一個の人間を軽んずるということなのだ。
誰か他者の思想を、理論を、気に入って、その気に入った部分をコピーして収集する。そんなコレクションを切り貼りして自分の署名を入れ、己れの思想として恥ずかしげもなく表に出す。
それは読書なのか。それは学問なのか。それは思想なのか。
そんな「仕事」を自己啓発でございますと発表する。如何に要領よく、効率的に、他者の思想を借りるかの方法を説く。己れの頭で悩み抜くべき諸問題を解決するために、どうやって他人から答えらしきものを掠めとるのか、他人に考えてもらうのか、その方法論をして、学びと標榜する。
そこに学びなど欠片もないだろうに。
大学の学びの集大成としてものする卒業論文を、Web上の関連ページから切り貼りして仕上げる学生が増えるわけだ。
情けない。
としか言いようがない。
浅ましいよ。これで頭を使った気になっているのなら、その短絡さ、そのおめでたさに呆れ果てる。醜悪だね。
そもそも帯に「勉強嫌いがケンブリッジ入学を果たした」云々とあるけど、この時点で厭な予感しかないよ。
勉強が苦手とか成績が足りないとか、そういうひとが、にもかかわらず学びたい衝動で海外有名大学に入った、とかなら全然かまわない。むしろ称賛する。
勉強が嫌いなら何のために留学するのか。経歴のため? 箔がつくからなの? 学びを深めたい動機もなく、高等教育の場に、学問の府に赴いたのか。
一言でいえば、単純に、水があわない、ってだけなんでしょう。
たまにどうしても相容れない存在のありかたのひとに出くわして、ああ、世界というのは確かに広いと感歎します。
私には理解できないこの本の著者に幸いあれかし。 -
読書を行動に結び付けるための方法ということで手に取ってみたが、既知の内容も多く、少し物足りない印象でした。
もう少し具体例が多いとよかったかなと思います。
▼主張をサポートする文章の4つのパターン
①具体例(体験)
②引用
③対比
④因果
▼アウトプットの基本は「動く」「シェアする」「あつめる」の3つ
▼習慣化のコツは、意志力×環境×感情の公式を抑えること
<目次>
第1章 すぐやる人とやれない人の読書術
第2章 すぐやる人の読書術グランドルール
第3章 本を読んで「動く」
第4章 「シェア」で成長を加速させる
第5章 将来、すぐやるために「あつめる」
第6章 1日1冊読む!習慣のつけ方
第7章 行動につながる!本の選び方