- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784756921598
作品紹介・あらすじ
話したことがきちんと伝わらない、プレゼンがウマくいかない、論理的に話せない等の悩みを解決する方法をまとめました。
一つの項目に対してダメレベル、普通レベル、優秀なレベルの3つの段階で解説しているので、自分がどのレベルかわかります。
感想・レビュー・書評
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1.来月から営業に部署異動するため、話し方について知識をアップデートしようと思いました。
2.一流とは、常に準備を怠らず、相手の気持ちを汲み取ったうえで説明をしていきます。言葉で言うのは簡単ですが、実践できている人は少ないのが現状です。そもそも論、自分の説明がどうなのかを振り返る人が少ないという問題点もあります。そこで、本書では、一流、二流、三流に分類し、それぞれの階級がどんな説明の仕方をしているのかを述べています。
著者は各項目を読みながら、自分がどの階級にいるのかを振り返ることが大切と述べています。自分がどの階級にいるのか、周りの人で上手い人がいるのか、などを考えながら読んでいくことをお勧めします。
3.私は二流の説明の仕方が多かったです。言っていることはわかるものの、インパクトがないから相手の頭には残らないことが多いです。そのため、説明をしても退屈そうにされることが多いです。そうならないためには、相手に対してどんな切り出し方をすれば説明を聞いてくれるのかを考えなくてはなりません。また、それだけではなく、相手のパーソナリティも把握していかなくてはなりません。例え話を用いる際は相手のわかりやすい言葉に置き換えることで、飽きることを防ぎ、自分の思いを伝えていくことができるからです。
つまりは、説明は自分と同じ理解度を持ってもらうことが目的なので、説明する側はそれだけの気遣いと感性が大事ということを学びました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
かつてはよく読んでいたジャンルですが、近所の本屋さんで目について久しぶりに読みました。一流の方の説明の仕方は、二流(理論を知ってそれを活用しようとする人)・三流(何も知らずに自分流)とは異なることを、45の例を挙げて示しています。
どれも納得できるものばかりでした、この本にもっと早く出会っておけば私も苦労することは無かったのに、とは思いつつも、中にはその様に実践しているものもあり少し嬉しい気持ちになりました。
以下は気になったポイントです。
・三流は思いついたまま話し、二流は「モレなく、ダブりなく話す」一流は、モレなく、ダブりなく整理した後に「大胆に削る」(p21)削れないときには、もし説明時間が10秒だったら、あえて一行で説明するとしたら、その答えが真芯である(p22)
・三流はうまく伝えられず、二流は細かく説明し、一流は「類比」を使う。例えばという枕詞を使う。(p29)Aを伝えたい時には、それに似ているBを入れる(p30)
・1つの結論(一象限)を見せるよりも、4マス(四象限)で説明した方が、受けても理解しやすい(p33)
・一流は共通体験のレベルに合わせて(相手の好奇心を具体的に聞く)説明する(p39)
・三流は感覚値で説明し、二流は具体的な数字で説明し、一流は数字を2つ使って説明(もう1つ基準となる数字を入れる)する(p43)
・一流は「抽象化」うる、そのステップとして、1)具体的な項目を並べる、2)共通点を炙り出す(p45)
・相手の頭の中を想像して3つのどれになるかを考える、1)結論知りたい、2)前提・背景・根拠といった詳細から知りたい、3)結論を求めていない、話を聞いてほしい(p60)
・三流は問題を把握できず、二流は問題を分解して考え、一流は「三種類のツリー:1)要素分解ツリー:何を、2)原因追求ツリー:なぜ、3)問題解決ツリー:どのように(p72)
・一流は、総論→各論→具体論、の型でまとめる(p77)一流は、事実→所感を語る(p81)しかし順序を変えて、具体例⇨理由⇨結論を使うこともある(p90)
・三流はやることを説明し、二流は目的を説明し、一流は、目的と個人との関係性(それを実現すると自分に何が起きるか)を説明する(p95)
・一流はアサーティブに説明する、つまり、無理に自分の意見を押し通すのではなく、相手の意見を尊重しながら、素直に自己主張すること(p104)
・一流は聞いてもらう態勢(快楽=自分にとって得する情報、苦痛=聞かないと損失を被る情報)を作る(p133)
・三流は、ただの文章で説明し、二流は、ただの箇条書きで説明し、一流は、読ませる箇条書きで説明する。読ませる箇条書きとは、1)グルーピング、2)1行の文字を30文字程度、3)箇条書きは3つ程度にする(p190)
・三流は、自分のことがよくわからず、二流は、どんな人間化を説明し、一流は「自分はどうありたいか」を説明する(p209)
2021年8月15日作成 -
前作もそうだったがひとつのトピックが4ページほどなので読みやすい。言ってることは単純明快なので後書きにあるとおり、やれそうなことひとつから始めればいいという気楽さもある。
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スラスラ読める文量。
何か真新しい発見がある訳ではないが、忘れたことを気づかせてくれる本。
一流、二流、三流の分け方は置いといて… -
無理やり3段階に落としている。同じ内容を言い方を変えているだけのものも多い。
少ない内容を無理に本にする分量に。
説明のハウツー本なのに説明うまくないのでは?と思ってしまう。 -
わかりやすく説明のポイントをまとめている。
個人的に理解したところでは、要するに相手に受け入れてもらう為にどうすれば良いかということ。
相手の知識や前提を擦り合わせてからの、取り組みが大事
・MECE&大胆な取捨選択
・イメージをもってもらうためのツール(対比、4象限等)の活用
・説明の仕方の工夫(アサーティブ、prep法、抑揚)
生き方と同じこと、最終的にどうしてもらいたいのか、どう思われたいのかそこを明確にして取り組めばわかりやすい。 -
一流は、マニュアルにこだわらず相手に合わせて対応することが上手い人
相手の話に耳を傾けて、自分の出方を考えられる
相手を見るのが上手い人
見極めが上手い人
相手が軸 -
わかりやすく、実践しやすそうで好きな内容だった。
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ビジネスマンにおける説明の仕方についてお話をされていました。その中でも一流の説明の仕方はこうであると言うところにフォーカスされておりました。私が気に入った3つを紹介させてください。
1.話をはじめめにやること
一流は聞いてもらう体制を作る
この説明は自分にとって重要であると認識させる。
「カクテルパーティー効果」など
話初めに快楽原則にアプローチをする。
2.商品を説明するとき
一流は商品購入後の未来を説明する
常に「そうするとどうなる?」これが未来を想像させる強力なクエスチョン
豊かになる将来を想像させる
3.自分の説明
一流はどう在りたいかを説明する
「あなたがお葬式において、どんな弔辞を読んでもらいたいか」ここにその人の在り方が見えてくる。
在り方を見つけ、それを常に高めていく。
著者が最終的に言いたかったことは、「自分の在り方を説明する」この部分がこの本の真髄でした。
一生に一回の人生、自分の在り方を模索し、説明する。そしてさらに在り方を昇華させる。その過程で、自分が自分であることを味わいつくしてほしいと著者からメッセージ。そのために自分自身の説明力を上げてエキサイティングでドラマチックな人生にしようと書かれてました。
著者プロフィール
桐生稔の作品






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