ユビキタス、TRONに出会う―「どこでもコンピュータ」の時代へ NTT出版ライブラリーレゾナント002 (NTT出版ライブラリーレゾナント 2)

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  • エヌティティ出版
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757101364

作品紹介・あらすじ

すべてのモノ、場所にコンピュータを日本発!世界貢献にむけた一大プロジェクトの全貌。

感想・レビュー・書評

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  • RFID周りの諸々が広くつかめる。
    日本発ユビキタスを技術・思想・背景からよく理解できる。
    本筋とは若干ずれるが、「ベストエフォート」に対する坂村教授の考えに妙に納得した。

  • 組み込みOSのTRONが何を目的として作られ、どんな反響があり、2004年当時はどんな状態にあったか、そしてこれらに加えて、情報技術に関する日本での論調の単純さと、利益偏重の馬鹿らしさを単純明快に説明した本。TRON開発者による。

  • 携帯電話に、倉庫の管理に、スイカのような形だったり
    着実に変化して来る世界
    そんな一端を担っているTRONが関わる世界を
    簡単に解説してくれるのが、この本

    すでに浸透しているけど、実際にどんな物なのか
    どんな可能性があるのか、興味がある方
    ちょうど良い入門書ではないでしょうか?

    文字も大きくて、ページ数もほどほどです。

  • TRONについて書いてあるわけではなかった。社会的な提言。

    ユビキタスは国レベルの巨大なシステムだから、制度設計が重要。そして基盤技術を使ってもらって広げるためには、いろいろ組み合わせる枠組みが必要。それで出来るのはベストエフォート型。

    「ユビキタス」は日本人が発音しやすいから選んだそう。

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著者プロフィール

INIAD(東洋大学情報連携学部)学部長、工学博士。東京大学名誉教授。IEEE Life Fellow。YRPユビキタス・ネットワーキング研究所長。組込OSとして世界中で多数使われている。TRONはIEEEの標準OSでもある。2003年紫綬褒章、2006年日本学士院賞、2015年ITU150Award受賞

「2022年 『教養としてのコンピューターサイエンス講義 第2版 今こそ知っておくべき「デジタル世界」の基礎知識』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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