情報と戦争 叢書コムニス02

著者 :
  • NTT出版
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本棚登録 : 46
感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757101791

作品紹介・あらすじ

ITの急激な発達により、戦争の形はこれまでとは全く異なるものに変貌した。イラク戦争やテロリズムなどの分析を通じ、情報の持つ意味を改めて問う。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で拾い読み。とくになし。

  • 湾岸戦争時NHKの報道でまさに顔だった故江畑謙介氏の著書。
    もう十年前の著作だが,湾岸当時とイラク戦争で軍事情報システムがいかに変わったかを始め,生死に直結する情報をどう取得し扱い処理するか,本質をえぐり出す深い内容に驚く。
    "航空機や巡航ミサイルの場合、飛んでいる間に横風に流されるが、その場合は加速度が生じないので慣性誘導装置には感知されない。従って横風で一〇キロ流されても、それがわからない。"p.70
    とか,C-130のエンジェルフレアを「チャフ」とするなど(p.132),細かい間違いはあるけど,それを補って余りある充実っぷりだった。

  • (2007/2/19)

    とあるご縁(?)でこんな本をゲットして,読みました.

    まあ日常的に読む本からは,かなりトンだ話だったわけですが.

    その分,ぜんぜん知らなかったことが一杯で,かなり為になりました.


    湾岸戦争からイラク戦争までに「戦争」がいかにかわったか?

    情報技術やセンサ技術などの発展で,戦争の姿がどんなに変わってきているか?が,技術資料や,写真などを交えて,
    かなりリアルに書かれていました.

    いまさらながら,ステルス機がなんであんな形しているのかわかりました.


    それから,21世紀を「情報の世紀」と呼ぶのも「テロの時代」
    と呼ぶのも技術進歩的には実はかなり同じことを指しているのかもしれない,ときづかさせられました.

    つまり,少数の人間が距離を隔てて安価に連携できる時代.情報ネットワークを介して,
    一人の学生がアメリカの国防のネットワークを攻撃できる時代.

    人的物的量を確保せずとも,人的物的質とネットワークさえ確保さえすれば一転突破的に甚大な被害を与えることができる時代なのですね.

    改めて言うと,当たり前ですが.

    それは,大国にとってよりも,テロ組織のような小集団に比較的有利な仕組みになってきているんじゃないでしょうか?

    時代(及び社会システム)は技術が規定すると思うのですが,これからどんな社会になっていくんでしょうね.

  • [ 内容 ]
    ITの急激な発達により、戦争の形はこれまでとは全く異なるものに変貌した。
    イラク戦争やテロリズムなどの分析を通じ、情報の持つ意味を改めて問う。

    [ 目次 ]
    第1章 情報と「軍事における革命」(「戦争の霧」;センサーとコンピュータ技術の進歩 ほか)
    第2章 情報の秘匿と活用による戦略の変化(情報を取られないためのステルス技術;航空機に使われているステルス技術 ほか)
    第3章 サイバースペースの戦い(電磁波の利用とその妨害;電子・信号情報収集 ほか)
    第4章 テロとの戦い(テロの本質的変化;社会インフラを狙うテロ攻撃 ほか)
    第5章 総合安全保障の時代へ(冷戦の終結がもたらした価値観と世界観の変化;オペレーション・アニー ほか)

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • メールを送らずに同じアドレスの下書きに文章を保存して情報を共有するテロの手段はなるほどと思った。
    冷戦前のテロと冷戦後のテロが書いてあったけど、その原因はこの本だけではわからない。他の中東系の本と併読するのが良い。

  • 最先端情報技術を有する軍事を通した安全保障。

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