アップル、アマゾン、グーグルの競争戦略

著者 :
  • NTT出版
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感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757122901

作品紹介・あらすじ

創業理念やイノベーションから学ぶ競争優位を築く「ネット解」とは?ネットに携わるビジネスパーソンの戦略的知識。

感想・レビュー・書評

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  • 三社の状況の解説。
    外から見える三社の状況の説明という感じ。

  • 同系統の書でよく見かける"言いたいことが並んでいる"構成ではなく、定評あるフレームワークを用いて分析された体系だった構成。理解しやすい。ただし2012年当時。現在ではMSがクラウドに年6000億円の投資により、ビジネス向けを中心に急速に成長しつつある。変化が大きく、継続した注目が必要な分野である。

  • 各社のちょっとした歴史や、戦略分析が行われている。
    良くも悪くも、それ以上でもそれ以下でもない。

  • タイトルから、少し期待を持ち過ぎたのかもしれない。
    アップル、アマゾン、グーグルの競争優位の源泉や特異性を深く掘り下げているのかと思いきや、割かし浅いところで留めており、「ここから深く掘り下げていくのかな!?」と前のめりになってきたところで、「あれ?終わっちゃったけど・・・?」というのが三社とも。
    最初の前置きも長く感じたし、ポーターやクリステンセンなどの著名な経営思想家たちの理論になぞらえただけ?という感じもする。

    ただ、三社のビジネスモデルの概要を掴むのには重宝した。違和感を感じたのは、やはりタイトルから受ける印象とのズレか。本書の位置づけを違ったものにしていれば、こうした違和感はなかったはず。

  • アップル、アマゾン、グーグルそれぞれの生い立ち、戦略、ビジネス成功モデルがまとめられており、三社を比較して考えると、それぞれのユニークさが浮き彫りになる。

  • 3社を浅く簡単に説明しているという点では良い本。本当にWebやITサービスについて知らない人が、最初に手に取る本としてはおススメできる。
    ただ、少しでもこの業界のことを知っている人なら、読んでも得るものはないと思う。まだ色んな人のブログを読んだ方が得るものは多い。
    特に残念だったのが一番最後の分析だった。3社の戦略の違いを表現しようとしていたが、その整理自体が適当(2つの軸で表現しようとしていたが、実質片方の軸が機能していなかった)で、整理した結果から何も分析できていなかった。ただ一言「今後もこの戦略を続けるだろう」、と。今の戦略を続けるのであれば、3社が今の戦略を続けた結果として何が起こるのか、という分析が欲しかった。情報量の問題というより、もはや著者の実力不足だろう。

  • タイトルのキャッチャーさにつられて買ったが、聞いたこと読んだことのあることが広く浅くまとめられているだけ。
    1,2章がネットビジネスの歴史振り返りと経営戦略、競争優位についての概論で、本タイトルとは直接関係ない内容。3章以降、3社の話になるが簡単にまとめられすぎ。各社の事業領域と事業モデルがまとまっている図は分かりやすかった。

  • 内容は浅い。

  • 一度目に読んだとき、広範囲でよく調べて書かれているなぁと感心した。二度目に読んだとき、3社も取り扱う誌面上スペースの都合からか、深堀りして掘り下げられている箇所は見当たらず、物足りなさを感じた。

  • アップル、アマゾン、グーグルの概要というタイトルにした方がいい本。

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著者プロフィール

淑徳大学経営学部教授。イノベーションやICTビジネスの競争戦略の研究に携わり、企業研修や講演、記事連載、コメンテーターを務める。日本電信電話(株)、(公財)中曽根康弘世界平和研究所を経て、現職。単著に『ITビジネスの競争戦略』『サブスクリプション』(以上、KADOKAWA)、『アップル、アマゾン、グーグルの競争戦略』『アップルの破壊的イノベーション』『アップル、アマゾン、グーグルのイノベーション戦略』(以上、NTT出版)があるほか、共著に『角川インターネット講座11』(KADOKAWA)など多数。

「2022年 『2020年代の最重要マーケティングトピックを1冊にまとめてみた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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