- Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757122949
作品紹介・あらすじ
スティーブ・ジョブズが憧れた日本のものつくりはどこへ行ったのか?商品開発者にも経営者にも「デザイン思考」が求められている。イノベーションを生み出す「デザイン思考」を、著者が実践するワークショップを中心に解説し、「デザイン思考」に基づく新しい経営戦略を説明する。
感想・レビュー・書評
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単なるハウツーではなく、しっかり体型立てて学際的見地から記載がしてあり、又聞きやなんちゃってツールとしての利用経験に基づいて記された書籍と一線を画します。
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デザインする際は、使用者にとことんついて行って案だしする、というのが印象的でした。
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「デザイン思考と”経営戦略”」というだけあって、デザイン思考を単なる製品開発に留めずに経営戦略にも、という心意気はわかるが、あくまでもデザイン思考から見た経営への提案というアプローチに過ぎない。むしろ、経営戦略の観点でデザイン思考をどのように取り込んでいくかというアプローチで展開して欲しかった。但し、純粋なデザイン思考の本としては非常に参考になった。
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4月から大学院の演習でデザイン思考を用いて介護用品のデザインに取り組んでいて,その関連で手に取った.
日本からイノベーションが生まれなくなった社会的・経営的な問題から,著者が実践しているデザイン思考の具体例まで,デザイン思考界隈の話が幅広く載っているなといった印象.
とりあえず自分達が演習で取り組んできたことはもっと上手くできたなと気付かされた.
デザイン思考の5つのフェーズで前半にある共感・問題定義の2フェーズが特にそうで,共感するため,問題定義するための分析手法として紹介されていた五モデル分析は特に印象に残っている.
文化人類学界隈でフィールドワークと一緒に用いる手法らしいけど,本を読んだ限りすぐできるものではないなと思ったのでこのあたりも一度勉強する必要がある.
ただ,この本めちゃくちゃ読みにくかった 笑
似たような説明が何度も出て来るし,この説明必要かと思う記述が結構多くて,あまりオススメはできない. -
いまいち何が言いたいのかわからずに終わった。筆者の中では整理されているのかもしれないが、文章を書くのが下手?
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経営に活かせるデザイン思考、っていうポイント。
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良かった。買うべき。
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デザイン思考ワークショップのサンプル、モデルなど大変参考になる。どう取り入れるか、どのプロジェクトで実践できるか
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経営戦略という硬いタイトルはついているが、半分は、前作「デザイン思考の道具箱」の内容を具体的に実行するための、筆者のデザイン思考ワークショップの内容紹介に割かれており、3年程前、前作を読み蒙を啓かれた自分としては非常に参考になった。
また、意匠としての産業デザインからデザイン思考までの歴史的な流れも興味深かった。いまだデザインというと意匠としての産業デザインしか連想できない人にはぜひ一読して欲しい。