WORK DESIGN(ワークデザイン):行動経済学でジェンダー格差を克服する

制作 : 大竹 文雄(解説)  池村 千秋 
  • NTT出版
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本棚登録 : 167
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757123595

作品紹介・あらすじ

各国の男女格差を測る「世界ジェンダーギャップ指数」を見ると、日本は144か国中114位。先進国では異例の低さだ。女性の社会進出は進んだが、男女の賃金格差、男性の長時間労働など、性別による格差は根強い。では、こうした問題はどうすれば解消できるのか。本書では、ハーバードで人気の行動経済学者が今注目の「行動デザイン」の手法を駆使し、エビデンスに基づく解決策を提示した話題作。有効かつ透明性の高い採用・昇進方法とは? ダイバーシティ研修には意味がない? 日本でも急ピッチで進む「働き方改革」や「女性活躍推進」にも使えるヒントが満載。

感想・レビュー・書評

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  • 無意識のバイアスは、自分もある事を認めざるを得ない。
    自分自身のバイアスを除くためには自由面接は避けた方がいい…というのは、考えた事もなかった。

    仕組みを作る側にいないので、すぐさま取り入れよう、という感じにはならなかったのですが、自分自身のバイアルを除く工夫と、バイアスがかかっているという事実を認知すべきか。

    多様なメンバーで仕事、透明性を高める、女性の発言や交渉を促す、時間ではなく成果に基づく評価を

  • 役に立つ。ジェンダーに関しての人々のバイアスにどんなものがあるのか、どうやったらバイアスの影響を小さくできるのか。

    まだ研究が足りないものや肯定も否定も出ているものもあるけど、そういうのもきっちり書いてあるのでコツコツ拾っていって使える。時代や文化が変わると当てはまらないものもありそう。

    自分もバイアスからは逃れられないという事実を常に頭に入れて生きていきたい。

  • ふむ

  • 無意識のバイアスをあぶりだし、行動を変えることで、その無意識のバイアスをなくしていこうという本、
    アンフリーズ→チェンジリ→フリーズというプロセスはジェンダー格差を解消するための方だけでなく、色々な問題解決の方法に使えそうだと思った。

  • がんばってほしい。

  • 米国は、日本よりも男女参画が進んでいると思っていましたが、日本とそう変わらない水準なのかもしれません。。

    折しも、世界経済フォーラムから2018年のジェンダー・ギャップ・指数が発表され、たまたま私もコラムでこれに関する記事を書くことがあり、ジェンダーについて調べている最中に、本書に出合いました。


    アカデミックに、エビデンスに基づいた記述は、多少難しいけれども信頼感があります。

    数々の実験の結果が記されていて、軽いビジネス書とは一線を画した信頼感があります。

    行動経済学に基づいてジェンダーの問題に切り込んでいる点が、類書にない視点だと思います。女性で結婚・出産を経てもずっと働いている私ですら、無意識のうちに性差の思い込みを抱いていることに気づかされました。

    ただ、男性ホルモン、女性ホルモンの働きで男女それぞれに得意な役割があることは肯定したいです。それを活かした男女の立ち位置があって、無理にすべてを男女同じ条件にするよりも、むしろ性差を効果的に使うことができる分野は意外と多くあるのではないかと思いました。

    投資に携わる身としては、第13章「透明性を高める」が情報として役立ちました。

  • 人事分野で働き始めてから、人の行動を変えるための仕掛け作りに興味を持ってきたため、この本に出会えたことは大きかった。
    制度や規則を作るだけではなく、本当の意味で、無意識にやってしまうジェンダーバイアスにかかった行動を、どう回避するような仕掛けをつくっていくか。
    実証データも豊富であり、一読して全てを理解するにはリッチすぎる本。
    バイブルとして側に置いておきたい。

  • 大好きな行動経済学の応用。ジェンダー編。

    ジェンダー関連本は一時期数冊読んだけど、選んだ本が悪かったのか、ジェンダーの概念、歴史なんかに関するものばかり。結局何がしたいんだろうなって思ってた。
    科学的な知見を踏まえてジェンダー問題を解決しようとする手法は、個人的な趣味からも求めてたもの。
    実践なので、学問としての行動経済学からは離れることから、目新しい知識が得られる訳ではない。一方で、新しい見方を得られるような本だった。

    内容としては、行動経済学の知見をジェンダー問題に適用すると、こんな解決策を提案できますとのこと。
    行動経済学に基づいた設計で「ナッジ」すると、この分野でも驚くほど大きな成果が得られる可能性があることを示唆。

    強制的に女性枠を作る「クォータ制」について、正直これまで否定的だったけど、あるべき社会を作るためには必要かもしれないと、ある程度理解できた。制度適用の際の注意も参考にしつつ、もっと広まっても良いのかもしれない。

  • <図書館の所在、貸出状況はこちらから確認できます>
    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=334402

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著者プロフィール

ハーバード大学ケネディ行政学大学院教授。行動経済学者。専門は、組織や社会におけるジェンダー・異文化間の不平等を解消するための意思決定と行動デザイン。ハーバード大学ケネディ行政学大学院学部長、同大学院内の研究センター「女性と公共政策プログラム」所長も務める。
本書は「女性と公共政策プログラム」の10年間の研究成果であり、Financial Times ほか各紙で絶賛されたほか、ジェンダー・バイアス解消のためにエビデンスに基づく解決策を示した書として Forbes、Financial Times、LinkedIn、Washington Postが選ぶトップブックリストに選出されている。二児の母。

「2018年 『WORK DESIGN(ワークデザイン)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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