京大式 フィールドワーク入門

  • NTT出版
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757141377

作品紹介・あらすじ

フィールドワークとは、文化などの垣根を越えて人と人とがぶつかり合い、分野と分野が融合する「関わりの方法論」である。時代や地域を縦横に行き来したフィールドワークの中で、どういう問いをたて、どのように分析したら説得力のある議論が展開できるのか、新しい世界観や世界認識を構築するヒントをどのように得ていったのか、多様な事例からその試行錯誤のプロセスを紹介。

感想・レビュー・書評

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  • いま、なぜフィールドワークなのかが分からなかった。
    なぜ、社会調査法と呼ばないのかもわからなかった。

    本書でも、
    問いをたてる
    ことを述べているが、「調査する私」に対する問いが立ててないのではないか。

    「仮説を検証する」ことの重要性を述べているが、本書自身の仮説が明確ではないかもしれない。

    ノウハウとしては、
    フィールドでインタビューする
    分野を超えて考える
    サーベイ型調査
    事例研究
    一般的なモデルの構築に向けて
    など参考になる。

    「ブレークスルーの起きるとき」というコラムは共感がもてた。
    偶然か、具体化していることによってか興味深かった。

  • ◎信州大学附属図書館OPACのリンクはこちら:
    https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA77124961

  • フィールドワーク2.0佐藤知久京都文教大学文化人類学ブックレットNo.8を読んだのだが、検索で出てこなかった。
     新しいフィールドワーク全体の見通しというよりは、人類学が、社会学と異なって、今後どのようにフィールドワークを行なえばよいか、について指摘した冊子である。
     人類学に興味がある人は読んでみるのも面白いと思われる。

  • 「フィールドワーク入門」というタイトルではあるが、フィールドワークの手法ではなく、フィールドワークでの問題設定、フィールドワークからの知識抽出をどう行うかということについて、実際の論文を題材に議論している。いわゆるHow to本としてではなく、「事例研究」としてフィールドワークを計画する際に考える材料のつもりで読むと参考になると思う。

  • フィールドワークについての調査法

  • 調査方法の模索に最適です。卒論、院生の調査の仕方にたいして書かれています。

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