親殺し

著者 :
  • NTT出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757141926

作品紹介・あらすじ

家庭や親子の間に何があって、子どもによる親殺しが起きるのだろうか?あなたは子どもを殺していませんか?親殺しには、子殺しが先行しているのです。

感想・レビュー・書評

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  • 先天性のサイコパスの存在を信じている身としては、楽天的な見解だと思わざるをえない。精神的な子殺しについては納得できる部分も多い。それが親殺しの原因であると考えるのは容易である。しかし親殺しが「増加した」ことについては説明ができていないし(精神的な子殺しは今に始まったことではないだろう)、あくまで親殺しという事件に対する筆者の感想にとどまった内容。

  • 犯罪心理学の授業の参考に読んだ本。
    日本の尊属殺人の事例を踏まえ、家庭や親子の間の心の問題などに触れている。

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著者プロフィール

評論家。1942年東京生まれ。上智大学経済学部卒業。著書に『家族という意志』(岩波書店)、『家族という絆が断たれるとき』『宿業の理想を超えて』『「孤独」から考える秋葉原無差別殺傷事件(共著)』(以上、批評社)、『ひきこもるという情熱』『〈宮崎勤〉を探して』『「存在論的ひきこもり」論』(以上、雲母書房)などがある。

「2013年 『子どものための親子論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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