ティーパーティ運動の研究―アメリカ保守主義の変容

  • NTT出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757142879

作品紹介・あらすじ

アメリカを揺るがす「草の根保守」その支持基盤・価値観・政策とは。2012年大統領選挙を左右する新たなムーブメントは、いつ、どのようにして誕生し、その本質に何があるのか。ティーパーティ運動の全貌に迫る、初めての多角的分析と探究。

感想・レビュー・書評

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  • グラスルーツの保守派の不満は本来は反乱軍であった保守主義運動が権力の階段を上りワシントンの政治ゲームのルールを覚えていくとともに、保守主義のルーツを軽視するようになってしまったことに対する不満でもあった。

    ティーパーティー運動の特徴は計算された政治的打算を徹底的に回避しとにかくむき出しの運動に突き動かされることにある種の純粋さを見出している点にある。

    アメリカ国民は政府を麻痺させることも辞さないような強硬路線を支持しない。また環境、教育、福祉予算などの大幅な予算削減には消極的である。

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著者プロフィール

防衛大学校長、東京大学名誉教授

「2022年 『アメリカ政治史講義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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