- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757160194
作品紹介・あらすじ
科学と宗教の溝はなぜ埋まらないのか?どちらも"神の言語"を読み解き、真理を探究する営みであるのに-。国際ヒトゲノム計画の立役者が、現代アメリカ社会における科学と信仰の確執を越えて、その調和の可能性を探る。
感想・レビュー・書評
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著者は国際ヒトゲノム計画のリーダであった著名な学者であり、福音派クリスチャン。訳者 中村昇、佐知も科学者で福音派。
有神論的進化論の著書でこれほど納得させられたのは無い。反進化論とID理論の問題点をわかりやすく説明している。かつドーキンスらの無神論に対しても明確に反論している。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ふむ
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「科学と信仰の統合を求めて」
所蔵情報
https://keiai-media.opac.jp/opac/Holding_list/search?rgtn=072623 -
作者はヒトゲノム計画のリーダーですが、それでいてキリスト教を信仰していらっしゃいます。クリントン氏の演説も作者がアドバイスしたのだとか。科学と宗教という相反するものが矛盾しないものであということを論じられています。
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授業課題での読書。読みやすく興味深かったが、いかんせん理解し難い点が間々ある。
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Q:科学と宗教は相容れるのか?
A:出来る。
ヒトゲノム計画のリーダーも務めた科学者の筆者が宗教と科学の存在について、その共存を見出した本。
消極的無神論者でありながら、学生時代に神の存在に混乱し、悩む。誰もが一度は通る道。
―メモ―
・神は世界を創った。と言う事は、神は世界の法則には縛られない存在である。なので、時間と言うスケールを適応できない。
・錆びた器に入っている清らかな水
・人は苦しみの中でより大きな学びを得る -
科学と宗教を同時に信仰することができるのか、という疑問に答える本。科学分野から宗教を解いている本は少ないように思うので面白く読めた。数学式も出ず比較的平易な文章で書いてくれているのも(根っからの文系にとっては)嬉しい(良いか悪いかは知らない)。”隙間の神”という考え方が非常に興味深く感じられる。