このつまらない仕事を辞めたら、僕の人生は変わるのだろうか?

  • アスペクト
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  • Amazon.co.jp ・本 (495ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757210479

作品紹介・あらすじ

心から打ち込めるやり甲斐のある仕事を探し求め、「人生で何をすべきか?」という問いに真正面から向き合った50人の物語。"普通の"人々の"特別"な人生を描いた感動のノンフィクション。

感想・レビュー・書評

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  • 翻訳が分かりにくい。
    みんな些細なきっかけで変わっていく。

  • 自己啓発
    ビジネス

  • ハイコンセプト



    mmsn01-

    【要約】


    【ノート】

  • ビジネスは自分の信念を支えるための道具

    きっかけはすべて漠然としたもの。何かで読んだ記事、どこかで二言三言挨拶を交わした人物、好奇心。かすかに聞こえる内なる声、それをどう形にするかは本人次第。熱心に耳を傾ける者だけ、本気で考える者だけが求めるものを手に入れられる。

    働く人が本当に求めているのは、情熱を傾けられる仕事。

  • ダメだ、、、この本の良さがわからない、、、半分で挫折。
    原著とタイトルも違いすぎますし。
    http://nagoemon.blog56.fc2.com/blog-entry-549.html

  • ※以下感想は2004年の初読時のもの

     著者は「シリコンバレーに行きたいか!」でベストセラーを飛ばしたことで有名、というよりも、ITバブル崩壊のあと「あの本の作者が、新聞で全面謝罪広告を打った」というニュースで有名!? シリコンバレーの本は読んだことないけど、そのニュースは目にしたことがあった。

     で、まずはタイトル。いろいろ言われているようだけど、潜在的な読者の手に渡るように……って目的を考えれば、悪くないでしょ。だって、原題をまんまストレートに邦訳しても「なにこれ、岩波ブックレット?」ってかんじだし。ただ、タイトルにだまされてこの本を手に取った人が、ぱらぱらめくってみて、それでもこれを「転職案内本」と勘違いするんだったら、そりゃカンが悪すぎるって。職業別の目次になってない時点で、そんなノウハウ本とはワケが違うって気づかなきゃ。
     『What Should I Do with My Life?』は、まさに「人生で何をすべきか」に思い悩んだ普通のアメリカ人が、悩み、考え、行動しあるいは行動できずに、じたばたと起きあがろうとカメのようにあがく姿を描いている本。「そんなことを考えることじたいがぜいたくなんじゃない?」という疑問まで、ちゃんとがんばって考えている。
     アメリカ人のことをよく知っているわけではないが、プロテスタントのお国柄。職業というものを、神への奉仕と位置づける宗教を持っている人たちでしょ。「人生で何をすべきか」を発見するのは、彼らにとって、神の啓示を得ることなんではないか。日本人に同じ問いを発しても、このような本にはならないだろうと思う。僕はこの本を、「転職案内本」としてではなく、50人の等身大のアメリカ人が、人生で何を大事に生きていこうと思っているかという決意の(あるいは失意の)あらわれとして、興味深く読めた。
     17章・投資銀行の副頭取からナマズ養殖業者になった男、32章・女性起業家「トナーの女王」の素顔、33章・辣腕検事が牧師になった物語……それぞれ「転職」という1点だけを見ればドラマチックに思えるかもしれないが、著者はそこへ至る心境の変化を見逃さない。読み終わったとき、自分には作者のメッセージがたしかに届いた気がした。なにかすばらしい天啓がどこからか降ってなんかこない。収入さえよければその仕事を愛せるわけでもない。「向いている」仕事が、必ずしも天職とは限らない。苦労すれば見つかるものでもないし、がんばれば与えられるものでもない。ただ自分を偽らず、自分と自分の大事なものを見失わずに前進することが出来れば、すこしずつ自分のものになるものなのだと。

     これは、「シリコンバレー」をあおることで大量の失業者を生み出してしまった作者にとって、贖罪の意味を持つ特別な作品だ。日本よりはるかに弱肉強食・貧富の差が激しい世界で、自分が何を「なすべきか」考えた人たちの記録は、著者の真摯な取材によってはじめて発見された美しい鉱石だ。よい仕事だと思います。

  • 人生ですべきことをどう決めていったのか?

    →人はどんな職業に就いても他者の幸せに貢献しているという信念を持てる
    問うべきは何をするではなく、何者になるか
    他人の物差しではなく、自分の物差しで測る
    ビジネスは自分の信念を支えるための道具
    きっかけはすべて漠然としたもの
    人生の選択とは、どこかにあるカタログから選ぶものではなく、自分や周りの人間に正直になるかどうかだけ

  • 著者のポー・ブロンソンが取材した、「自分が探し求めていた仕事」を見つけた多くの人たちのいきさつ・過程が描かれている。ほとんどの話が「え?なんでその仕事をやめて、こんな仕事についたの?」と思うような話だった。例を挙げよう。国際派の営業ウーマンだった女性がマッサージ師になった話がある。地方検事局、法律事務所の弁護士を経て教会の牧師になった男性の話がある。
    そうした人たちの話を見て、自分自身に「今の仕事で本当に私は幸せなのだろうか?」と自問できればよいのではないだろうか。

    内容としては面白いが、非常に長いので途中で飽きてしまうことが何回かあった。そのため、評価は星3つにしてある。

  • ■マインド
    1.数多くの決断をした人々に言わせると、自分が転機を迎えた、あるいは開眼したのは、ある仕事・業界・ライフスタイルによって、自分がどんな人間に変わるかを自覚した瞬間だという。つまり、問うべきは何をするかではなくて、何者になるかだ。
    2.最大の敵は、自分自身である。
    3.人生は、興味を持ったとことを残らず試す、またとない好機です。

  • 邦題に惹かれて購入。w
    「人生で何をすべきか」をテーマに著者が様々なバックグランドを持つ人々にインタビューを行い、それをまとめたもの。
    コンセプトはいいと思うけど、ネガティブな気分の人が多くて(悩んでるんだから当たり前だろうけど)読むとへこむ。
    「苛烈な経験」こそ宝だとか、著者が伝えたいことは分かるんだけど、なんせ9割くらいがインタビューで構成されててぐったり。


    だた、最後に、「人生の選択とは自分や周りの人間に正直になるかどうかだけであって、あとは自分を磨いて、何枚も殻を破り才能を開花させられるかどうかだ」という箇所には共感出来た。

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