- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757212541
作品紹介・あらすじ
iPodを世界中で大ヒットさせたアップルコンピュータ。その始まりは、2人の若者がガレージで作り上げたコンピュータだった。その後、急成長したアップルは、新時代のパソコン「マッキントッシュ」を生み出し、一気にパソコン業界の頂点にのぼりつめる。しかし、経営陣の失策、そしてウィンドウズの台頭により、その繁栄にかげりが見え始めてきた…。知られざるアップル30年の歴史を克明に描いたリアル・ストーリーの決定版。
感想・レビュー・書評
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完全な発明品なんてなくて、アップルはソニー、マイクロソフトはアップルと、つながっているんだな、と。
それからビッグブラザーのCMもリドリースコットの弟のやつも、今のアップルのCMも共通してるのは、コンセプト紹介になってること
CMといえば直球に製品紹介という発想は安直すぎる
あと、東芝かどっかが小さいHDD作ったけどもて余してた、みたいなくだりがあったけど、いったいなんのために作ったんや
まさか作れたから作ったみたいな詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アップルの歴史を知るのにいい本。
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上巻はジョブスがアップルを追われるところまで。
しかしこの本を読む限りでは、ジョブスという人はむちゃくちゃな人に思われるが、アップルを追われた後にどんな変化があるのか、興味がでてくる。 -
ちょっと古いが2006年に出版されたiPhone以前までのアップルのクロニクル。
クロニクルといっても年代順に時事を追う形式ではなく、一連のプロジェクトのトピックスを章単位でまとめて書かれているので、どこから読んでも楽しめるという気軽さもある。
上巻は70年代のガレージで出発したとアップル創設期からウィンドウズ開発によりマイクロソフトに完全に業界の主導権を奪われていく90年代中盤までの話。
しかし、アップルというとここ10年の印象だと完全無欠なイメージが強いが、思いがけない70年代のアップル2の成功以降は、意外とバタバタなのね。
パソコンの王者が80年代初頭のIBMPCを恐れ、1984のマック誕生までの経営幹部のその場しのぎの方針転換の繰り返しなんか、ほんとに大企業のやることなの???というレベルの馬鹿げた判断の繰り返し。これじゃぁ現場の技術者は嫌気がさすよなぁ〜と。
マック誕生後もその技術的優位性をごまかしごまかしの10年間。そしてついに1995年マイクロソフトによるWindows95の発売により決定的となる。
このWindows開発の裏に実は隠された契約条項があったとは、初めて知りました。とても技術を売りにする会社としてはやってはいけない契約をアップルはこの時してたんですね。
上巻では今のアップルには考えられない馬鹿げたバタバタストーリーを楽しめるとともに、アップルって当時は実は組織として稚拙で未熟だったという事実を知ることができます。 -
アップルとスティーブ・ジョブスほど波瀾万丈な会社・経営者はいないなあ、とつくづく関心。大まかな話はいろんなところで読んで知っていたけれど、これだけ詳細な取材に基づいて語られるとまた迫力が違う。
でも、あまりにも詳細すぎて、歴史の教科書をただ読んでいるような単調さもある。そして、読み終わっても出来事のられるだけが記憶に残ってしまうような感じ。詳細な証言や記録は資料的価値はあるだろうけれど、読み物としてのアップル物語を期待していた僕にはすこしおおげさすぎた。 -
アップル本でも初期に出版されたもの。
筆者の主観は盛り込まれておらず、事実が細かなところまで書かれています。個人的にはiConと並ぶアップル系の良書だと思います。
まだ(上)しか読んでいないのですが、(下)も楽しみです。 -
読み始めです。ランクは気にしないで下さい。
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アップルコンフィデンシャルの最新版。
アップルの歴史を知りたいならこれが一番。アップルの経営についてもわかるかも。Steve Jobsがすばらしい人となっていく過程もわかります。
僕はこれを読み、ちょっと感動したかも。 -
6/6読了