アップル・コンフィデンシャル2.5J(下)

  • アスペクト
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757212558

作品紹介・あらすじ

ニュートン、オープンドックなど、革新的な技術・製品を持ちながらも、ビジネス的な成功を得られないアップル。度重なる経営戦略の失敗で、ついに会社存亡の危機に立たされる。まさにそのときカリスマ創業者ジョブズが帰還。彼はiMac、iPodを世に送り出し、アップルは奇跡の復活を遂げる。さらに、iTunesミュージックストア(コンテンツ配信ビジネス)とアップルストアの大成功。いまアップルは新たな繁栄期を迎える。

感想・レビュー・書評

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  • ジョブズのくそったれみたいな性格の箇所があったからこそ、社内がまとまっていたというか、神聖視されていないというか、そういう状況でないとあかんくなるやろうなーと。
    途中まではそんな感じやったけど、やっぱりiPod出たあたりから社内的にも社外的にもおかしくなってる様子がある

    製品の力で売れているのか、ジョブズが出すからなのか、両方なのか。比重的には途中から後者が重たくなってきたんやろうな、と。

    そういったことは差し置いておいたとしても、ジョブズの本領ってプレゼンとかそんなとこじゃなくて、ほかにもデザインとかへのこだわりとかもあるが、交渉力にあるんやろうなと思った。
    たぶん直販店やネットでの販売、製品を卸している先、などこういったとことの交渉が上手くいっていなければ、ここまで大勢の大衆にウケることもなかったやろうし、利益もそこまであがることはなかったやろう。
    この流通の時点におけるマーケティングやブランド作成が、商品そのものというよりも重要だと思った。

    なんにしても、アップル万歳本、でないだけでも価値があると思うな、このご時世w

  • 「アップル・コンフィデンシャル2.5J」(上)に続き、今週は下巻を読了!
    アップル2、Macで培った技術力とブランド力の神通力も弱まり、Macクローンと言われたWindows95のブーム以降、遺産を食いつぶしつつもどうにもならなくなっていく90年代後半から、ジョブズ再降臨後の00年代中盤までの復活の物語。

    スカリー時代はまだ遺産を食い潰す中でなんとか体裁は整っていたようだが、その後のスピンドラー&アメリオ時代のアップルのドタバタぶりはまるで喜劇である。
    沈みつつある船の中で、経営層の誰もが団結とは程遠く、一体感のないバラバラな戦略で会社資源を食いつぶしていく。
    この90年代のアップルの混乱模様そのものを身近な企業でも垣間見ているような?
    そう、この本でアップルの歴史を見ていく中で、まさに00年代のSonyってさらに遡ること10年前のアップルと同じ状況に陥っているのでは?と。
    余計な縦割り組織になったがゆえの全体戦略の不在。HW、SW、コンテンツ、サービスのすべてがバラバラでブランド名だけ一緒による混乱。
    負のスパイラルに陥るも、経営幹部の一体感は無く凋落の一途。

    さてさて、アップルはジョブズ帰還後、息付く間もない改革でこれまで以上にない成功を謳歌してますが、世界のSonyさんは一体どうなることでしょうか???

  • アップルとスティーブ・ジョブスほど波瀾万丈な会社・経営者はいないなあ、とつくづく関心。大まかな話はいろんなところで読んで知っていたけれど、これだけ詳細な取材に基づいて語られるとまた迫力が違う。
    でも、あまりにも詳細すぎて、歴史の教科書をただ読んでいるような単調さもある。そして、読み終わっても出来事のられるだけが記憶に残ってしまうような感じ。詳細な証言や記録は資料的価値はあるだろうけれど、読み物としてのアップル物語を期待していた僕にはすこしおおげさすぎた。

  • 読み始めです。ランクは気にしないで下さい。

  • アップルのCEOであるスティーヴ・ジョブズは、ピクサーのCEOでもあります。
    ピクサーの前のパトロンはジョージ・ルーカスで、ジョブズが1000万ドルで買収しました。
    まぁこのあたりの話はこの本に詳しく載ってます。いやそんなに詳しくはないけど。

    こんな会社で自分の好きなことして働いてしかも人を喜ばせることができるなんて、どんだけすばらしい人生やろう。

  • アップルコンフィデンシャルの最新版。
    アップルの歴史を知りたいならこれが一番。アップルの経営についてもわかるかも。Steve Jobsがすばらしい人となっていく過程もわかります。
    僕はこれを読み、ちょっと感動したかも。

  • 6/9読了

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